価値観はとても大事という話 #2【価値観を知る6つの質問】

価値観はとても大事という話の続きになります(#1)。

前回は「価値観とは何なのか?なぜ重要なのか?」という内容を説明しました。

では、そんな価値観を見つけるための具体的な方法を解説していきます。

解説する方法は以下の2つになります。

1つ目は「抽象度の高い質問から価値観を導く方法」、2つ目は「具体的な行動の分析から価値観を導く方法」です。

今回は1つ目の「抽象度の高い質問から価値観を導く方法」について説明します。

メモ用紙とペンを持って、実際に手を動かしながら読み進めてみてください。

価値観を見つける6つの質問

答えを考える過程で自分をよりよく理解する

では、「抽象度の高い質問から価値観を導く方法」について説明していきます。

この方法は、組織心理学者であるターシャ・ユーリックさんの著書『insight』より引用しています。

ターシャ・ユーリックさんはこの著書の中で、自分自身をよりよく理解するための質問を6つ用意しています。

今からその6つの質問に答えてもらうのですが、はっきりとした答えが出なくても気にしないでください。

私自身、最初に質問と向き合った時には、全ての質問に対して明確な答えが出たわけではありませんでした。

ですが、質問の答えを考えている中で、今まで何気なく過ごしてきた日常や日々の行動、感情や思考を振り返ることができました。

答えを考える過程で「私ってこんな指針にしたがって行動してたんだな〜。」という価値観のヒントが見えてくると思うので、その過程を大切にしてみてください。

では、実際に質問へ移っていきましょう。

6つの質問

以下の質問に答えてみてください。

  1. あなたはどんな価値観で育てられましたか?自分のいまの思考体系は、それらの価値観を反映しているものですか、それとも育てられたものとは違う視点で世界を見ていますか?
  2. 幼い頃や思春期における最も重要な出来事および経験は何ですか?それらが自分の世界観にどう影響を与えましたか?
  3. 職場や私生活で、どんな人たちを一番尊敬していて、その人たちのどんなところを尊敬していますか?
  4. 一番尊敬していないのはどんな人で、なぜそんな風に思いますか?
  5. これまでで最高(最悪)の上司は誰ですか?そう思うのは、その上司が何をしたからですか?
  6. 自分の子供を育てたり、他人を指導するにあたり、一番伝えたいのはどんな行動で、一番伝えたくないのはどんな行動ですか?

【引用元】
ターシャ・ユーリック(2019年). insight いまの自分を正しく知り、仕事と人生を劇的に変える自己認識の力 英治出版

質問に対する振り返り

質問の答えを考える参考までに、私自身の振り返り(質問1と質問3)を簡単にまとめていきます。

質問1の振り返り

質問1では、両親の価値観が自分自身の考えや生活にどのような影響を与えてたかを考えることができました。

小学生の頃、門限がやたらと厳しかったので、友達と遊んでも最後まで一緒に遊べないことがすごく嫌だったんです。

友達からも過保護だとか言われて馬鹿にされたこともあるのですが、今思えば厳しいのは門限くらいで、私自身が何かに没頭し始めるとそれに関連した本はいくらでも買ってくれました(大好きだった恐竜の本は30冊くらい買ってくれました)。

ある程度厳しいルールはありましたが、そのルールの範囲内であれば好きなことに没頭させてくれる環境を整えてくれました。

両親の教育から感じた「自律と自由」という2つの価値観は、今の私に非常に大きな影響を与えているな〜と感じています。

質問3の振り返り

質問3では、身の周りにいる人たちの行動や考えが、どのような影響を与えているのかを考えることができました。

私は姉と親友、起業家の先輩の3人について考えました。

この3人に共通して言えるのが「仕事に対する強い信念」を持っているということです。

自分にとって快適な生活を実現するための将来設計が明確であったり、自身のスキルや稼ぐ力に対する努力量が人一倍であったり、家族や後輩の育成にも尽力している姿には、常に心惹かれています。

大学を卒業して間もない頃は、ワークライフバランスという言葉示すように仕事とプライベートのバランスがとれた方がよいと思っていました。

ですが、今は彼らのように人生そのものが大きなプロジェクトだと感じられる仕事、つまり「ライフワーク」を見つけたいと強く思うようになっていることに気がつきました。

6つの質問は抽象度が高くて難しいかもしれない

参考までに私自身の質問に対する振り返りをまとめてみましたが、皆さんの質問に対する答えは出てきたでしょうか?

正直、このような抽象度の高い質問に対して答えを出すのは難しいかもしれません。

いくら答えを考える過程に意味があると言っても、ハマる答えが出てこないとモヤモヤしますよね。

そこで次回は、そんなモヤモヤしている方でも取り組みやすい「具体的な行動の分析から価値観を導く方法」であるパーソナルプロジェクト分析(PPA)について解説したいと思います。

今回の6つの質問で行動の指針が見えてきた方も、新しい発見があるかもしれないので是非取り組んで見てください。

PPA分析の解説が終わった後は、価値観と向き合うには内側の視点(6つの質問やPPA)だけでなく外側の視点も大切だという話をしていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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