この記事では、iPhoneの写真Appで画像の背景を透過して被写体を抜き出す方法について解説します。
画像をロングタップして背景を透過する
結論
写真Appに保存されている画像をロングタップすることで、被写体(対象物)を認識して背景を透過→背景を透過した画像は保存して画像編集などに使用できます。
- Safariに表示されている画像も透過できます。
- 被写体の検出は自動で行われるため、抜き出す範囲の微調整はできません。
以下に、詳細手順を紹介します。
被写体を抜き出す方法
画像をロングタップ→被写体を認識して背景を透過する
↓背景を透過したい画像をロングタップします。
↓被写体が認識される(光の枠で囲われる)→「共有」をタップします。
↓「画像を保存」をタップします。
↓背景が透過された被写体のみの画像として保存されるので、画像編集などに使用できます。
- 画像のファイル形式:透過PNG(以下サンプル画像)
- Safariに表示されている画像も透過できる
- 被写体の検出は自動で行われるため、抜き出す範囲の微調整はできない
- 輪郭のはっきりしていない画像は、背景を透過できない場合がある
Tips.背景を透過した画像でできること(活用例)
背景を透過した後、AppスイッチャーでAppを切り替えることで、抜き出した画像を保存せずに他のAppへ挿入できます(指を2本使います)。
↓以下の動画で、詳細手順を紹介しています。
- 被写体を抜き出す
- 抜き出した画像をずらす
- 別の指で画面の下部から上にスワイプ(Appスイッチャーを表示)
- 挿入先のAppを開く(例:メモApp)
- 画像を挿入して完了
- メモAppやフリーボードApp、メールAppに挿入・添付することができます。
- LINEでは、添付することはできますが、透過した部分が白の背景となってしまいます。
※保存形式も、透過PNG→JPEGになります。