この記事では、MacのFinderにおけるフォルダの階層(ディレクトリ構造)について解説します。
「Macintosh HD」を最上位(ルートディレクトリ)として、各種フォルダが格納されている
結論
↓Finderでは「Macintosh HD」を最上位のディレクトリとして、その配下に以下のようなツリー構造で各種フォルダ・アプリケーションが格納されています。
構造の詳細
以下に構造の詳細を紹介します。
1.「Macintosh HD」配下の構造
「Macintosh HD」配下には、以下のフォルダが格納されています(ディレクトリが存在しています)。
- アプリケーション
- システム
- ユーザ
- ライブラリ
①「アプリケーション」配下の構造
「Safari」や「Numbers」といったApple純正のアプリケーションに加え、「LINE」など外部のアプリケーションが格納されています。
また、「Boot Camp アシスタント」や「キーチェーンアクセス」「ターミナル」などのアプリケーションが格納されている「ユーティリティ」フォルダも「アプリケーション」配下にあります。
Tips.「ユーザ」配下の「アプリケーション」との違い
「Macintosh HD」配下の「アプリケーション」フォルダに格納されているアプリケーションは、ユーザ全員が使用できます。
しかし、「ユーザ」配下の「アプリケーション」フォルダに格納されているアプリケーションは、そのアプリケーションをダウンロードしたユーザがMacにログインしていなければ使用できません。
②「システム」配下の構造
「Developer」「DriveKit」「iOSSupport」「Volumes」「アプリケーション」「ライブラリ」フォルダが格納されています。
「システム」配下の「アプリケーション」フォルダにはApple純正のアプリケーションのみが格納されています。
③「ユーザ」配下の構造
「ユーザフォルダ(例:○○_macbook)」と「共有」フォルダが格納されており、「ユーザフォルダ」には以下のフォルダが格納されています。
- アプリケーション
- ダウンロード
- パブリック
- ピクチャ
- ミュージック
- ムービー
前述した通り、「ユーザ」配下の「アプリケーション」フォルダには「Macintosh HD」配下の「アプリケーション」と異なり、ログインユーザのみが使用できるアプリケーションが格納されています。