この記事では、iMovieで動画を書き出す方法と保存する方法(保存形式)について解説します。
Mac・iPad・iPhone毎にそれぞれ詳細手順を記載しています。
概要
書き出し方・保存方法の概要
- 動画を書き出す方法:出力アイコンから保存先を選択する
- ファイルフォーマットの選択:MP4形式またMOV形式(iPad・iPhoneはMOV形式のみ)
- 保存先:
- Macの場合:Finderで指定したフォルダ
- iPad、iPhoneの場合:写真アプリorファイルアプリ
以下で、各端末毎の詳細手順を解説します。
Macでの書き出し・保存方法
1.動画を書き出す方法
↓画面右上の共有ボタンをクリックします。
書き出す方法を選択します。
↓今回は「ファイルを書き出す」を選択します。
下記の項目を設定して「次へ」をクリックします。
- フォーマット:ビデオとオーディオ/オーディオのみ
- 解像度:540p/720p/1080p/4k
- 品質:低/中/高/最高(ProRes)/カスタム
- 圧縮:高速/品質優先
※「YouTubeおよびFacebook」を選択した場合は解像度しか設定できません。
Tips.最高(ProRes)について
↓ファイル名と保存先のフォルダを設定して「保存」をクリック→書き出しが始まります。
↓書き出しを終えるとポップアップが表示されます。
2.ファイルフォーマットの選択
iMovieではMP4形式またはMOV形式で書き出すことができます。
Tips.MP4形式・MOV形式について
- MP4形式:Mac、Windows問わず、あらゆるアプリでの再生が可能で、圧縮率が高いフォーマット
- MOV形式:Appleが開発したMac標準動画フォーマット。Windowsでも動画再生ソフトQuickTime Playerをインストールすれば再生可能
MP4形式で書き出す
↓出力する際に「ファイルを書き出す」を選択します。
↓「.mp4」の拡張子で書き出されます。
MOV形式で書き出す
↓出力する際に「YouTubeおよびFacebook」を選択します。
↓「.mov」の拡張子で書き出されます。
3.保存先
編集に使用する素材や書き出した動画は、自身が作成した保存先に保存されます。
iMovieに読み込んだデータや作成中のプロジェクトを保存しておくライブラリは、Finder内のムービーフォルダに保存されます。
↓デフォルトで作成されているライブラリは「.imovielibrary」という拡張子でムービーフォルダに保存されています。
Tips.わかりやすい保存方法
以下の記事で、編集素材やiMovieのライブラリ、書き出した動画をわかりやすく保存する方法を解説しています。
iPadでの書き出し・保存方法
1.動画を書き出す方法
↓画面左上の「完了」をタップします。
↓画面下の共有ボタンをタップします。
↓「ビデオを保存」または「ファイルに保存」をタップ→書き出しが始まります。
↓「ビデオを保存」を選択した場合は、書き出し後に以下の表示があります。
↓「ファイルに保存」を選択した場合は、書き出し後に保存先を選択します。
2.ファイルフォーマット
「ビデオを保存」「ファイルに保存」いずれを選択した場合もMOV形式で書き出されます。
3.保存先
「ビデオを保存」を選択した場合
写真アプリに保存されます。
「ファイルに保存」を選択した場合
ファイルアプリに保存されます。
iPhoneでの書き出し・保存方法
1.動画を書き出す方法
↓画面左上の「完了」をタップします。
↓画面下の共有ボタンをタップします。
↓「ビデオを保存」または「ファイルに保存」をタップ→書き出しが始ります。
↓「ビデオを保存」を選択した場合は、書き出し後に以下の表示があります。
↓「ファイルに保存」を選択した場合は、書き出し後に保存先を選択します。
2.ファイルフォーマット
「ビデオを保存」「ファイルに保存」いずれを選択した場合もMOV形式で書き出されます。
3.保存先
「ビデオを保存」を選択した場合
写真アプリに保存されます。
「ファイルに保存」を選択した場合
ファイルアプリに保存されます。