この記事では、Mac標準搭載のプレゼンテーションソフトであるKeynoteとPowerPointの互換性について解説します。
Keynoteは、プレゼンテーションソフトとして優秀ですが、仕事・学業等においてPowerPointが主流で使われていることから、あまり世間的に利用されているとはいえません。
しかし、Macを購入すれば標準でインストールされているKeynoteを全く使わずに、PowerPointを購入してしまうのはもったいないです。
なぜなら、KeynoteにはPowerPointとほぼ同様の機能(スライドのレイアウト設定、アニメーション)があり、Keynoteで作成したプレゼンテーションをPowerPointで開いて編集したりできるからです。
※MacのPowerPointだけでなく、WindowsのPowerPointでも開いて編集できます。
KeynoteとPowerPoint間の互換性を理解すれば、日常的によりKeynoteを活用できるようになるでしょう。
KeynoteとPowerPointの互換性
Keynoteで作成したプレゼンテーションをPowerPointで開くとどうなるか、確認してみましょう。
1.資料作成
↓例として、Keynoteで以下スライドを作成しました。
Tips.拡張子の確認
↓Keynoteで作成したプレゼンテーションは、拡張子が「.key」となります。
そのため、PowerPoint形式へ書き出す必要があります。
2.PowerPoint形式に書き出す
↓ツールバーの「ファイル」→「書き出す」→「PowerPoint…」を選択し、クリックします。
↓書き出しの設定はデフォルトで問題ないです(今回、拡張子は「.pptx」)。
↓PowerPoint形式に書き出し完了です。
3.WindowsのPowerPointでプレゼンテーションを開く
手順2.までで作成したプレゼンテーションをWindowsへ送り、開いてみます。
Windowsへ転送し確認
↓PowerPointファイルとして認識できています。
↓Keynoteで開いた時と同様に表示できています。
また、設定したアニメーションも同様のものになっていました。
↓フェードインするだけの簡単なアニメーションですが、PowerPointでも同じ挙動になっています。
Keynoteの場合
PowerPointの場合
- スライドレイアウトが同じであることを確認できました。
- アニメーションの設定も引き継がれました。