この記事では、Numbersにおけるデータフォーマットの種類と使い方について解説します。
データフォーマットの種類
データフォーマット一覧
Numbersには、以下の形式が用意されています。
- 自動(デフォルト)
- 数字
- 通貨
- 割合
- 分数
- 記数法
- 指数表示
- テキスト
- 日付と時刻
- 期間
- チェックボックス
- 星印の評価
- スライダ
- ステッパー
- ポップアップメニュー
- カスタムフォーマットの作成
データフォーマット設定方法
各フォーマットの詳細解説
自動
デフォルトのフォーマットです。
入力された値に対して、適当なフォーマットを自動で適用してくれます。
例えば、数字を入力すると、「数値」フォーマットが自動で適用されます。
一見便利ですが、意図しないフォーマットが適用されたりすることがあります。
そのような場合は、以下で紹介する各種フォーマットを自身で選ぶと良いでしょう。
数字
データフォーマットを「数字」に変更すると、セル内の数値が右寄せになり、数を扱うのに適したフォーマットになります。
「小数の桁数」設定
小数点以下の桁数の設定です。
デフォルトは「自動」に設定されています。
負の値の表示設定
負の値を入力すると、デフォルトでは以下のように『-(マイナス)』が数字の頭に付いて表示されます。
「3桁区切り」設定
数字を3桁区切りで表示する場合は、「3桁区切り」のチェックボックスにチェックを入れます。
通貨
デフォルトでは、数字の頭に通貨記号が表示されます。
「会計スタイル」設定
通貨記号をセルの左端へ揃える場合は、「会計スタイル」のチェックボックスにチェックを入れます。
「通貨」の選択
「通貨」プルダウンをクリックすることで「日本円(¥)」以外の通貨を選択することができます。
割合
セルの値を%(百分率)で表示できます。
分数
セルの値を分数で表示できます。
「精度」の設定
デフォルトの分数の「精度」(何桁まで表示するか)は「3桁まで」となっています。
記数法
デフォルトは「基数:10(10進法)」「桁数:0」に設定されています。
「基数」の変更
「桁数」の変更
プルダウンをクリックすることで「桁数」を変更できます。
負の数の表現設定
デフォルトは「マイナス記号」に設定されています。
指数表示
セルの値が指数で表示されます。
「小数の桁数」変更
デフォルトでは、「小数の桁数」が「自動」になっています。
テキスト
セルの内容がテキスト扱いになり、左寄せになります。
日付と時刻
「日付」と「時刻」の表示スタイルを変更することができます。
「日付」の表示スタイル変更
「日付」プルダウンをクリックすることで、日付の表示スタイルを変更できます。
「時刻」の表示スタイル変更
「時刻」プルダウンをクリックすることで、時刻の表示スタイルを変更できます。
期間
期間表示に適したフォーマットです。
以下のように、日付のカウントダウンなどに使用されます。
単位設定
「自動単位」を選択すると、「週」&「日」表示となります。
「カスタム単位」を選択すると、任意の単位を選択することができます。
表示スタイルの設定
「スタイル」プルダウンをクリックすることで、表示スタイルを変更することができます。
チェックボックス
星印の評価
スライダ
丸レバーを上下に動かすことで、セル内の数値を変更することができます。
値の範囲編集
デフォルトは、「最小値:1」、「最大値:100」、「増分:1」で設定されています。
ステッパー
セルの右に出現する上下のボタンをクリックすることで、セル内の数値を変更することができます。
値の範囲編集
デフォルトは「最小値:1」、「最大値:100」、「増分:1」で設定されています。
ポップアップメニュー
プルダウンをクリックすることで、メニュー項目を選択することができます。
項目の編集
項目をダブルクリックすることで、項目を編集できます。
項目の追加と削除
「+」をクリックすることで、項目を追加することができます。
メニューの表示編集
デフォルトのメニュー表示は、「最初の項目で開始」となっているため、「食費」が先頭に表示されます。
カスタムフォーマット
自由にフォーマットを作成することができます。
「名前」の設定
フォーマットの名前を設定することができます。
「タイプ」の設定
「数字」、「日付と時刻」、「テキスト」の3タイプから選択することができます。
フォーマットの設定
「トークン」を選択し「フィールド」へドラッグすることで、「カスタムフォーマット」を作成することができます。
タイプ:数字
「整数」「小数の桁数」「尺度」「通貨」「スペース」のフォーマットを編集することができます。
タイプ:日付と時刻
「日付」と「時刻」のフォーマットを作成することができます。
タイプ:テキスト
入力欄へ任意のテキストを入力することで、フォーマットを作成することができます。