この記事では、「条件付きハイライト」の設定方法について解説します。
※Excelの『条件付き書式』に相当します。
目次
「セル」タブの「条件付きハイライト」で設定可能
結論
①「条件付きハイライト」の対象となるセルの範囲を指定し、「セル」タブの「条件付きハイライト」をクリックします。
②「ルールを追加」をクリックし、「数字」「テキスト」「日付」「期間」「空白」のいずれかの「ハイライトルール」を選択し、条件を入力します。
③ハイライトの種類を選択します。
具体例
以下に、『10名の期末試験の結果一覧』を例として、詳細手順を解説します。
『赤点(30点以下)』の項目にハイライトを設定していきます。
1.「条件付きハイライト」の対象となるセルの範囲を指定し、「セル」タブの「条件付きハイライト」をクリックする
2.「ルールを追加」をクリックして、「ハイライトルール」の「数字」→「数値(以下)」を選択する
3.条件が30点以下となるように『30』を入力する
4.赤点以下が『レッドでハイライト』されるように塗りつぶしカラーを設定する
以上の手順を踏まえることで、『赤点』がハイライトされた表が完成します。
5.「ゴミ箱」ボタンで、「条件付きハイライト」が削除できる
6.ルールの結合方法
①各科目行を選択し、『100点以上』で「ブルー塗りつぶし」のルールを設定
②合計行も選択範囲に入れることで、①のルールを結合できる
③合計点が『100点以上』のセルが「ブルー塗りつぶし」でハイライトされる。
Excelの『条件付き書式』との違いについて
Numbersの『条件付きハイライト』とExcelの『条件付き書式』は似ていますが、以下の異なる点があります。
Numbersの「条件付きハイライト」は、ルールを設定する際、当該セルの値しか参照できない
Numbersの「条件付きハイライト」では、Excelの『条件付き書式』でよく使う以下のようなことができません。
例)『ステータス』列が『完了』の場合、該当タスク行(タスク名・作業者・開始日・終了日の各セル)を全てグレーアウトする。
Numbersの「条件付きハイライト」では、上記例の場合、『ステータス』列のセル値を条件に他セルの書式を操作することができないため、グレーアウトできるのは『完了』セルのみとなります。