この記事では、Pagesにおける行間隔・段落前後の間隔間隔の設定方法について解説します。
「フォーマット」タブ→「スタイル」タブの「間隔」で設定可能
結論
「フォーマット」タブ内の「スタイル」タブをクリックして「間隔」タブを開きます。
「間隔」タブでは以下の項目を設定することができます。
- 行間スペース
- 行
- 最小値
- 固定値
- 行間値
- 「段落の前」の間隔
- 「段落の後」の間隔
詳細手順
以下に、詳細手順を解説します。
1.行を選択して「間隔」タブを開く
- 行を選択する
- 「フォーマット」タブをクリック
- 「スタイル」タブをクリック
- 「間隔」タブの左側の矢印をクリックする
「間隔」タブが開きました。
2.行間スペースを選択して設定する
オレンジ色の上下のプルダウンをクリックして、行間スペースのタブを開きます。
行間スペースのタブで設定できる項目は以下の4つです。
- 「行」:行間スペースがフォントサイズに比例して決まる(フォントサイズによって1行の間隔が異なる)。
- 「最小値」:行間スペースが指定値よりも狭くならない。
- 「固定値」:テキストのベースラインを基準に行間スペースが固定される。(フォントサイズによっては文字が重なる可能性がある。)
- 「行間値」:フォントサイズに関わらず行間スペースが固定される。
各項目の設定方法について解説します。
「行」の設定
行間スペースのタブの「行」を選択します。
既定値は『1』となっています。
値を変更することで行間スペースを変更できます。
例では、値を『2』に設定します。
行間スペースが大きくなりました。
「行」を『1』から『2』に変更したということは、行と行の間隔を2倍にしたということになります。
行間はフォントサイズに比例するため、フォントサイズが大きい見出しの行間スペースが大きくなっています。
「最小値」の設定
行間スペースのタブの「最小値」を選択します。
※既定値が『17pt』となっていたため、以下解説では『17pt』の設定のままフォントサイズだけ変更していきます。
下図の選択したテキストのフォントサイズは『11pt』です。
フォントサイズを『5pt』まで小さくします。
『17pt』の行間より狭くなることなく、フォントサイズのみ小さくなりました。
次に、「最小値」を設定しなかった場合を確認します。
同じように『11pt』のフォントサイズから変更していきます。
フォントサイズを『5pt』まで小さくします。
「最小値」を設定していなかったため、フォントサイズに合わせて行間も狭くなりました。
「固定値」の設定
行間スペースのタブの「固定値」を選択し、任意の値を入力します。
テキストのベースラインを基準に、行間スペースが等間隔になりました。
「固定値」を設定しなかった場合は、「行」の設定の際に解説したようにフォントサイズに比例して行間スペースが決まります。
Tips.「固定値」の注意点
「固定値」ではテキストのベースラインを基準にするため、フォントサイズによっては↓の画像のようにテキスト同士が重なる場合があります。
「行間値」の設定
行間スペースのタブの「行間値」を選択し、任意の値を入力します。
フォントサイズに関わらず、行間スペースが等間隔になりました。
3.「段落の前」の間隔を設定する
- 行にカーソルを合わせる
- 「段落の前」を選択する
- 行間値を入力する
- 選択した段落の前に行間スペースが適用される
4.「段落の後」の間隔を設定する
- 行にカーソルを合わせる
- 「段落の後」を選択する
- 行間値を入力する
- 選択した段落の後に行間スペースが適用される