この記事では、iOS17より追加されたiPhoneのスタンバイモードのやり方と設定方法について解説します。
充電中にスマートディスプレイとして使用可能
結論
- iPhoneを横画面の状態で充電することでスタンバイを起動できます。
- スタンバイモードでは、時計やカレンダー、リマインダー等のウィジェットを表示できるため、スマートディスプレイとして使用できます。
- スタンバイに表示するウィジェットや時計の種類はカスタマイズできます。
以下に、詳細手順を紹介します。
スタンバイモードの設定方法
起動の手順
以下の手順で行うことで、安定してスタンバイを起動することができます。なお、既にiOS17をインストールしていることとします。
- 画面ロックの状態でiPhoneを横向きに設置する
- 充電をする(ケーブル or MagSafe)
- スタンバイが起動する(以下画像)
スタンドを使用したり、平らな場所に設置して、安定した環境で起動した方が良いです。
Tips.スタンバイの表示時間について
スタンバイの画面が常時表示されるのは、iPhone 14 Pro/Pro Max、iPhone 15 Pro/Pro Maxのみです(2023年9月時点)。
それ以外の機種は、一定時間が経過すると画面がOFFになります(画面をタップすれば再表示可能)。
↓iPhone 14 Pro/Pro Max、iPhone 15 Pro/Pro Max(2023年9月時点)で、スタンバイの常時表示をOFFにしたい場合、設定App→「スタンバイ」→「常時表示」をOFFにすることで、スタンバイ表示後20秒程度で画面がOFFになります。
スタンバイをOFFにする方法
↓設定Appを開き、下にスクロールして「スタンバイ」をタップします。
↓「スタンバイ」はデフォルトでON(有効)となっています。
↓「スタンバイ」をOFFにしたら完了です。横画面の状態で充電しても、スタンバイは起動しなくなります。
スタンバイの画面をカスタマイズする方法
ウィジェットの変更
スタンバイで表示するアプリのウィジェットは変更できます(他社製のアプリでスタンバイに対応しているものもある)。
↓変更するウェジェットを長押しします(例:右のカレンダーウィジェット)。
カスタマイズできる項目
- 新しいウィジェットの追加
- ウィジェットの切り替え・順番の変更
- 「スマートローテーション」の設定(ウィジェットを固定したい場合は「オフ」推奨)
- 「ウィジェットの提案」の設定(ウィジェットを固定したい場合は「オフ」推奨)
ウィジェットを削除する方法
↓削除するウィジェットを選択→左上の「−」をタップします。
↓「削除」をタップして完了です。
ウィジェットを追加する方法
↓左上の「+」をタップ→追加するウィジェットを選択します(例:「バッテリー」)。
↓右上の「完了」をタップします。
↓選択したウィジェットがスタンバイの画面に表示されます。
画面の切り替え
ウィジェットの切り替え
↓複数のウィジェットを設定している場合、ウィジェットを上下にスクロールすることでウィジェットを切り替えることができます。
時計の種類切り替え
スタンバイの状態で左右にスクロールすることで、以下の時計を表示することができます。
デフォルトの画面
写真Appに保存されている画像+時計
スタンバイにデフォルトで用意されている時計(複数選択可能)