この記事では、Wordで行間を調整・変更する方法を解説します。
行間を広げたり、狭くすることで、文章の読みやすさの向上や、ページの切れ目を調節することができます。
目次
文書全体の行間・選択箇所の行間をそれぞれ調整可能
結論
- 文書全体の行間を調整する方法
- 見出し・段落ごとの行間を設定:「デザイン」タブの「段落の間隔」をクリック→「組み込み」から行間を選択する
- 本文を含めた全ての行間を設定:文書全体を選択→「ホーム」タブの「線と段落の間隔」をクリック→「行間オプション」→「間隔」を設定する
- 文書内の選択箇所の行間を調整する方法
- 本文にカーソルを合わせて「線と段落の間隔」をクリック→段落の間隔を選択する
以下に、詳細手順を紹介します(※MacOS版アプリを基に手順を作成)。
文書全体の行間を調整する方法
見出し・段落ごとの行間を調整する方法
↓以下の文書は、スタイルセットが「段落間隔なし(=行間1行)」となっており、行間が詰まっているので文書全体の行間を少し広げます。
↓
- 「デザイン」タブをクリック
- 「段落の間隔」をクリック
- 「組み込み」から行間を選択(例:「やや狭い」を選択)
↓文書全体の見出し・段落の行間が広がり見やすくなります。
この設定では、本文の行間は設定できないので、後述する『本文を含めた全ての行間を設定する方法』を参照ください。
Tips.元の行間(既定のスタイルセット)に戻す方法
↓「段落の間隔」をクリック→「スタイルセット」の「既定」をクリックして完了です。
本文を含めた全ての行間を調整する方法
↓文書全体を選択して「ホーム」タブの「線と段落の間隔」をクリック→「行間のオプション…」をクリックします。
↓「間隔」を設定(例:段落前の行間を『0.5行』)→「OK」をクリックします。
↓選択した文書全体に設定した行間が、見出しや段落、改行後の本文に適用され、文書全体が見やすくなります。
文書内の選択箇所の行間を調整する方法
1.段落にカーソルを合わせて「線と段落の間隔」をクリック→段落の間隔を選択する
↓
- 行間を変更する段落にカーソルを合わせる
- 「線と段落の間隔」アイコンをクリック
- 行間を選択する(例:「段落前に感覚を追加」を選択)
↓段落の前に行間が追加されます。
「行間のオプション…」で間隔の詳細を設定できます。