【Word】アウトラインの使い方を解説

この記事では、Wordのアウトラインの使い方を解説します。

「表示」タブの「アウトライン」で、文書の構造を確認しながら作成可能

結論

文書をアウトライン表示で編集することで、文書全体の構造を確認しながら作成できます。

ツールバーの「表示」→「アウトライン」をクリックすることでアウトラインを表示します。

アウトライン表示では、文字列に「レベル」を設定して、編集に合わせた表示設定ができます。

以下に、詳細手順を紹介します(※MacOS版アプリを基に手順を作成)。

アウトラインの概要

1.アウトラインを表示する方法

↓ツールバーの「表示」をクリック→「アウトライン」をクリックします。


↓文書のアウトラインが表示されます。


元の表示に戻す場合は、「アウトライン表示を閉じる」をクリックします。

2.レベルについて

アウトライン表示における「レベル」とは、文書の階層を指しています。

↓主題や見出しをなど最上位の階層を「レベル1」、その配下の項目を「レベル2〜9」、そして「本文」として表示します。


アウトラインの使い方

1.レベルを変更する方法

↓文字列を選択→ポップアップメニューをクリックします。


 

↓レベルを選択します(例:「レベル1」)。


↓選択した文字列にレベルが適用され、レベルに合わせた階層で表示されます。


 

↓また、ポップアップメニュー横の矢印をクリックしてレベルを変更することもできます。


Tips.レベルの変更は下位レベルの文字列まで適用される

↓本文である文字列『小見出し』をレベル2に変更します。


 

↓2つ目の『見出し』はレベル1なので、それ以前の文字列のみがレベル2の『小見出し』配下に入ります。


2.編集画面の表示設定

①文字列の移動

↓文字列にカーソルを合わせる(例:『本文』)→左上の矢印(例:「上へ移動」)をクリックします。


 

↓文字列が上に移動します(階層を変えることができます)。


②文字列の展開・折りたたみ

↓文字列にカーソルを合わせる(例:レベル1の文字列)→「−(折りたたみ)」をクリックします。


 

↓選択したレベルの最も下の階層(例:本文)が折りたたまれます(非表示になります)。


「+(展開)」をクリックすることで、1つ下の階層が展開します(表示されます)。

③表示するレベルの選択

↓「レベルの表示」にポップアップメニューを開きます。


 

↓表示するレベルを選択します(例:「レベル1」)。


↓選択したレベルの文字列のみが表示されます(例:レベル1も文字列)。


④文字列の書式表示

↓「文字列の書式表示」にチェックを入れる→段落のスタイル(書式)が適用された状態で文字列が表示されます。


段落や見出しのスタイル(書式設定)を変更する方法については、以下の記事を参照ください。

【Word】段落・見出しの設定方法

⑤「本文」の表示設定

↓「1行目のみ表示」にチェックを入れます。


 

↓「本文」の2行目以降の文字列が省略されます(2行目以降がある場合は「…」で表示される)。


サンプル

アウトライン表示の場合


通常の編集画面の場合


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