この記事では、Macの動画編集ソフトであるFinal Cut Pro Xで映像の一部分をトリミングして拡大する方法を解説します。
カット編集→映像をクロップして一部を拡大する
結論
- 拡大したいクリップをカット編集→映像をクロップして一部分を拡大します。
- 複数のクリップを同じ比率で拡大する場合は、「新規複合クリップ」を作成してクロップします。
【クロップとは?】
画像編集における「トリミング」に相当する機能で、映像の表示領域を変更(サイズを変更)することができます。
サンプル
以下にサンプルを紹介します。
1.映像の一部分をカット編集→クロップして完了
↓『3:00〜7:00』秒の範囲で、映像の一部分を拡大します。
↓『3:00』秒と『7:00』秒にカット編集を入れます。
カット編集のやり方については以下の記事を参照ください。
↓拡大したいクリップに再生ヘッドを合わせる→「変形」アイコン右の下向き矢印をクリックします。
↓「クロップ」を選択します。
↓ビューアの「クロップ」を選択します。
↓四隅のカーソルをドラッグして映像をクロップ(画像編集のトリミング相当)→「完了」をクリックします
↓映像の一部分が拡大されます。
以上で作業は完了です。
Tips.複数のクリップを同じ比率で拡大する方法
↓以下の範囲で、映像の一部分となる複数のクリップ(背景とオブジェクト)を拡大します。
↓映像を拡大する範囲で、対象のクリップ全てにカット編集を入れます。
カット編集のやり方については以下の記事を参照ください。
↓対象のクリップを全て選択して右クリック→「新規複合クリップ…」をクリックします。
「command」を押下しながら右クリックすることで、同時に複数のクリップを選択できます。
↓拡大したいクリップに再生ヘッドを合わせる→「変形」アイコン右の下向き矢印をクリックします。
↓「クロップ」を選択します。
↓ビューアの「クロップ」を選択します。
↓四隅のカーソルをドラッグして映像をクロップ(画像編集のトリミング相当)→「完了」をクリックします。
↓新規複合クリップで作成した部分が拡大されます。
以上で作業は完了です。