この記事では、Mac標準搭載の表計算ソフトであるNumbersとExcelとの互換性について解説します。
Numbersは、表計算ソフトとして優秀ですが、仕事・学業等においてExcelが主流で使われていることから、あまり世間的に利用されているとはいえません。
しかし、Macを購入すれば標準でインストールされているNumbersを全く使わずに、Excelを購入してしまうのはもったいないです。
なぜなら、NumbersにはExcelとほぼ同様の機能(関数、グラフなど)があり、Numbersで作成した資料をExcelで開いて編集したりできるからです。
※MacのExcelだけでなく、WindowsのExcelでも開いて編集できます。
NumbersとExcel間の互換性を理解すれば、日常的によりNumbersを活用できるようになるでしょう。
目次
NumbersとExcelの互換性
Numbersで作成した資料をExcelで開くとどうなるか、確認してみましょう。
1.Numbersファイルの資料作成
例として、Numbersで以下資料を作成しました。
英単語テストの結果を、if関数で60点以上なら合格とするようにしました。
拡張子の確認
Numbersで作成した資料は、拡張子が「.numbers」となります。
そのため、Excel形式へ書き出す必要があります。
2.Excel形式に書き出す
↓ツールバーの「ファイル」→「書き出す」→「Excel…」を選択し、クリックします。
↓書き出しの設定はデフォルトで問題ないです(今回、拡張子は「.xlsx」)。
↓Excel形式に書き出し完了です。
3.WindowsのExcelで資料を開く
手順2.までで作成した資料をWindowsへ送り、開いてみます。
Windowsへ転送し確認
↓Excelファイルとして認識できています。
↓Numbersで開いた時と同様に表示できています。関数が乱れたり、色が変更されることもありません。
ポイント
- セルの色も同じであることを確認できました。
- Excel共に同じ結果となりました。