この記事では、Numbersのテンプレートを活用してカレンダーを作成する方法について解説します。
目次
新規作成→カレンダーテンプレートを選択して作成
結論
Numbersには、優れたカレンダーテンプレートが存在するため、それを活用するのが良いでしょう。
オリジナルを作成する場合でも、テンプレートから書式をカスタマイズする方法をオススメします。
詳細手順
以下に詳細手順を解説します。
1.新規スプレッドシートを作成
↓Numbersのオプションから「新規スプレッドシート…」を選択します。



2.テンプレートを選択
↓テンプレートのうち、「パーソナル」カテゴリにある「カレンダー」を選択し、作成をクリックします。



↓カレンダーが作成されます(デフォルトは日曜始まり)。



各表の見方
- 左上表:カレンダーの年月を表します。
- 中上表:前月のカレンダーです。
- 右上表:次月のカレンダーです。
- 中央表:左上表の年月の実際のカレンダーです。
3.日付を現実日付に編集
テンプレートから生成した状態では、仮の日付になっているため、現実の日付に修正していきます。
①左上表の『月』をクリックし、ポップアップメニューから現在月を選択



②左上表の『年』をクリックし、現在年を選択



③カレンダーが更新される
↓①、②で選択した年月でカレンダーが更新されます。



テンプレートを用いるだけで、簡単に通常利用できるカレンダーを作成することができました。
Tips.カレンダーのカスタマイズについて
テンプレートの各セルをクリックすると、関数が結構使われていることがわかります。
そのため、不用意に編集するとカレンダーが崩れてしまうため、注意が必要です。
ここでは、例として、月曜始まりのカレンダーにカスタマイズしていきます。
1.左上表の隠れた行・列を表示
テンプレートでは、非表示セルに各種情報を持たせる構造となっています。
そのため、まずは隠れた行・列を再表示し、内容を確認しましょう。
①隠れた行を表示
↓行3〜17が隠れているため再表示します。



②隠れた列を表示
↓列B〜Hが隠れているため再表示します。



③再表示結果
↓隠れた行・列を再表示した結果は以下のようになります。



2.『A3』セルを編集
↓『A3』セルの数値によって、週の始まりの曜日が変更される仕様になっています。



- 1の場合:日曜始まり
- 2の場合:月曜始まり
↓よって、『A3』セルに『2』を入力します。



3.月曜始まりに修正完了
↓月曜始まりのカレンダーとなっています。



テンプレートを修正する際には、隠れ行・列の存在に気をつけて、値の整合性が崩れないようにするのがポイントです。