この記事では、PowerPointでファイル容量を圧縮する方法を解説します。
目次
「ファイル」タブの「図の圧縮」でファイル容量を小さくする
結論
メニューバーに「ファイル」→「図の圧縮…」をクリック→画像の品質を小さくすることでファイル容量を圧縮できます。
※MacのPowerPointでは、動画ファイルの容量を直接圧縮する機能は提供されていません(2023年4月現在)。
以下に、詳細手順を紹介します(※MacOS版アプリを基に手順を作成)。
画像を圧縮してファイル容量を減らす
↓以下のように画像が挿入されたPowerPointのファイル容量を減らします。
↓圧縮前の容量は『2.3MB』となっています。
「ファイル」タブの「図の圧縮…」をクリック→「画像の品質」を設定して圧縮完了
↓メニューバーに「ファイル」→「図の圧縮…」をクリックします。
↓「画像の品質」のポップアップメニューを開きます。
↓PPIを選択します(例:最小の『メール(96ppi)』を選択)。
Tips.PPIとは?
PPIとは「ピクセル密度(Pixel Per Inch)」の略称で、ディスプレイや印刷物などの解像度を表す指標です。
PPIの値が高いほど、画面や印刷物の解像度が高くなります。
↓「図のトリミング部分を削除する」にチェック→「OK」をクリックします。
↓ファイル容量を確認すると、『2.3MB』→『175KB』まで圧縮することができました。
Tips.MacでのPowerPointでは動画ファイルを圧縮できない
MacのPowerPointでは、動画ファイルの容量を直接圧縮する機能は提供されていません(2023年4月現在)。
動画を挿入する前に、動画編集ソフトやオンラインの動画圧縮ツールを使用して動画を圧縮し、それからPowerPointに挿入すると良いでしょう。