【遊戯王】効果の発動・処理に関する8つのルールを徹底解説

この記事を読むことで以下の8つのルールを理解することができます。

  1. カードや効果を発動する優先権
  2. 効果の発動条件(任意効果と強制効果)
  3. タイミングを逃す
  4. 『カードの発動』『効果の発動』『効果の適用』の違い
  5. 『発動の無効』と『効果の無効』の処理の違い
  6. 効果の対象となったカードが別の場所に移動した時の処理
  7. 発動場所から移動した誘発効果の処理
  8. 手札から『捨てる』『墓地へ捨てる』『墓地へ送る』コストの違い

遊戯王には、カードテキストに記されていないルールがいくつも存在しており、始めたばかりの方にとっては「どうして発動できないのか?」と悩みの種になると思います。

そんな悩みを解消できるように、実戦的な具体例や図解を用いて解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

効果の発動・処理に関する8つの複雑なルール

1.カードや効果を発動する優先権

優先権とは、そのターンを進めているターンプレイヤーが各フェイズやステップなど特定のタイミングで最初にカードや効果を発動できる権利のことです。

優先権が相手プレイヤーに移るタイミングは以下の2つです。

  1. プレイヤーがカードや効果を発動した時
  2. プレイヤーが優先権を放棄した時(カードを発動する権利を放棄して各フェイズやステップへの移行を宣言した時)

↓マスターデュエルの画面を例に、優先権が移るタイミングを紹介します。

■①プレイヤーがカードや効果を発動した時の具体例

↓相手がカードや効果を発動した時に、発動条件を満たしているカードがある場合

相手が《死者蘇生》を発動したことで、こちらに優先権が移りカードを発動(チェーン)する権利を得ました。

 

■②プレイヤーが優先権を放棄した時の具体例

↓スタンバイフェイズに発動可能なカードや効果の発動を宣言しなかった(発動をキャンセルした)場合

相手がスタンバイフェイズにカードを発動する権利を放棄したことで、こちらに優先権が移りスタンバイフェイズ中にカードを発動する権利を得ました。

優先権を持っていなくても効果の発動と処理を行える場合があります。

それは、強制効果や任意効果の発動条件を満たした場合です。(タイミングを逃す場合を除く)

■強制効果や任意効果の発動の具体例

↓召喚・特殊召喚成功時に発動する効果

一連の効果処理の途中で《ドラゴンメイド・チェイム》を特殊召喚したことで任意効果の発動条件を満たしました。

したがって《ドラゴンメイド・チェイム》の効果の発動と処理を行えます。

強制効果と任意効果については【2.効果の発動タイミング(強制効果・任意効果)】、タイミングを逃す場合については【3.タイミングを逃す】で後述します。

【要点】

  • 優先権とは:特定のタイミングで最初にカードや効果を発動できる権利
  • 優先権が相手プレイヤーに移るタイミング:「プレイヤーがカードや効果を発動した時」や「プレイヤーが優先権を放棄した時」

Tips.マスターデュエルにおける優先権について

相手が優先権放棄したタイミングで効果を発動するにはチェーンを『ON』にしておく必要があります。

カードや効果を発動した時や、発動条件を満たした強制効果や任意効果についてはチェーンを『AUTO』にしていれば発動可能です。

2.効果の発動条件(任意効果と強制効果)

効果の発動条件は、その効果のテキストによって変わります。

発動条件に関するテキストは以下の3種類です。

  1. 『…した時〜発動できる』(『時』の任意効果)
  2. 『…した場合〜発動できる』(『場合』の任意効果)
  3. 『…した場合〜発動する』(『場合』の強制効果)

 

3つの発動条件には以下のような違いがあります。

  1. 『…した時〜発動できる』→効果を発動するかどうか選択できるが、効果発動のタイミングを逃す場合がある
  2. 『…した場合〜発動できる』→効果を発動するかどうか選択できる上、効果発動のタイミングを逃すことはない
  3. 『…した場合〜発動する』→効果発動のタイミングを逃さず、必ず効果を発動する

 

発動条件のテキストによって、

  • 効果の発動を選択できるかどうか(任意か強制か)
  • タイミングを逃す場合があるかどうか

が変わってきます。

タイミングを逃す場合については【3.タイミングを逃す】で後述します。

【要点】

  1. 『…した時〜発動できる』→任意で発動可能、タイミングを逃す場合がある
  2. 『…した場合〜発動できる』→任意で発動可能、タイミングを逃さない
  3. 『…した場合〜発動する』→強制的に発動、タイミングを逃さない
Tips.『…した時〜発動する』について

『…した時〜発動する』というテキストは、第9期以降に再録される際『…した場合〜発動する』というテキストに統一されました。

3.タイミングを逃す

効果の発動条件が『…した時〜発動できる』(『時』の任意効果)の場合、その効果は発動のタイミングを逃す場合があります。

タイミングを逃す場合とは、効果やチェーンの処理の途中でその効果の発動条件を迎えた場合です。

《ドラゴンメイド・ハスキー》の効果処理を例に解説します。

《ドラゴンメイド・ハスキー》の誘発効果(②の破壊効果)の発動条件である『このカード以外の自分フィールドの表側表示のドラゴン族モンスターが自分の手札に戻った時』のタイミングがチェーン2以降(チェーンの処理の途中)で発生した場合、以下の具体例で示すように発動のタイミングを逃すため、モンスターを破壊する効果を発動できません。

■具体例:《ドラゴンメイド・ハスキー》の効果処理

  1. 《ドラゴンメイド・チェイム》の召喚時効果(チェーン1)にチェーンして、相手が《無限泡影》を発動(チェーン2)
  2. 《無限泡影》にチェーンして、《ドラゴンメイド・リラクゼーション》を《ドラゴンメイド・チェイム》を対象に発動(チェーン3)
  3. 《ドラゴンメイド・リラクゼーション》→《無限泡影》→《ドラゴンメイド・チェイム》の順で効果を処理
  4. チェーン3《ドラゴンメイド・リラクゼーション》の効果で《ドラゴンメイド・チェイム》が手札に戻ったことで《ドラゴンメイド・ハスキー》の破壊効果を発動したいが、《ドラゴンメイド・リラクゼーション》の効果処理の後にチェーン2《無限泡影》の効果処理が入るため、任意効果である《ドラゴンメイド・ハスキー》の破壊効果は発動のタイミングを逃してしまう

『…した時〜発動できる』という効果(『時』の任意効果)をタイミングを逃さずに発動するためには、一連の効果処理の最後の処理(=チェーン1)が発動条件となるようにプレイする必要があるという訳です。

したがって、『…した時〜発動できる』効果を発動したい場合は、発動条件となる効果をチェーン2以降で発動しないようにしましょう

『…した場合〜発動する』(『場合』の強制効果)と『…した場合〜発動できる』(『場合』の任意効果)であれば、発動条件が含まれる一連の効果処理が終わった後に新たなチェーンブロックを作ることでタイミングを逃さず発動できます。(『場合』の強制効果→場合』の任意効果の順で処理)

【要点】

  • 『…した時〜発動できる』効果の発動条件が一連のチェーンの処理や効果の途中で迎えた場合、その効果の発動タイミングを逃してしまうのでチェーンの組み方に注意する。
  • 『…した場合〜発動する』と『…した場合〜発動できる』効果はタイミングを逃さず発動できる。

Tips.チェーンの組み方によって誘発をケアできる

複数の効果を同じタイミングで発動できる場合、チェーンを組む順番を自分で決めることができます。

チェーンを組む順番を工夫することで、手札誘発などによる妨害のタイミングを逃してケアすることができます。

■具体例:《灰流うらら》や《PSYフレームギア・γ》のケア

  1. 《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》のリンク召喚成功時、《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》とリンク素材となった《鉄獣戦線ナーベル》《鉄獣戦線キット》の任意効果を発動
  2. 《鉄獣戦線ナーベル》→《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》→《鉄獣戦線キット》の順でチェーンを組むことで、《鉄獣戦線ナーベル》のサーチ効果と《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》の除外効果に対して効果を発動するタイミングを逃しているため、相手は《灰流うらら》で《鉄獣戦線ナーベル》の効果を、《PSYフレームギア・γ》で《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》の効果を無効にすることができない

4.『カードの発動』『効果の発動』『効果の適用』の違い

『カードの発動』『効果の発動』『効果の適用』の違いは以下の通りです。

  1. 『カードの発動』→魔法・罠カードがフィールドで表側になった時にチェーンブロックを作って発動すること
  2. 『効果の発動』→モンスターの起動効果・誘発効果・誘発即時効果がチェーンブロックを作って発動すること。また、魔法・罠カードの効果がフィールドで表側になった時「以外」に、墓地やフィールドでチェーンブロックを作って発動すること。
  3. 『効果の適用』→フィールドに表側に存在する限り適用され続けるチェーンブロックを作らない効果のこと。

この3つの効果の違いを理解することで、それぞれの効果がどのように処理されるのか、また、どのように効果を無効にできるのかがわかります。

では、これら3つの効果を含む《トリックスター・ライトステージ》を例に解説します。

①:このカードの発動時の効果処理として、 デッキから「トリックスター」モンスター1体を手札に加える事ができる。
②:1ターンに1度、相手の魔法&罠ゾーンにセットされたカード1枚を対象として発動できる。 このカードがフィールドゾーンに存在する限り、 セットされたそのカードはエンドフェイズまで発動できず、 相手はエンドフェイズにそのカードを発動するか、墓地へ送らなければならない。
③:自分フィールドの「トリックスター」モンスターが戦闘・効果で相手にダメージを与える度に、 相手に200ダメージを与える。
①のサーチ効果は『カードの発動』、②の魔法・罠を対象とする効果は『効果の発動』、③のバーン効果は『効果の適用』に分類されます。
①の効果は「《トリックスター・ライトステージ》を手札から発動した時」にチェーンブロックが作られ、その効果処理を行うタイミングで「トリックスター」モンスター1体をサーチできます。
「《トリックスター・ライトステージ》を手札から発動→サーチ効果を発動」というように、二重の効果処理にはならないという訳です。
②の効果は、《トリックスター・ライトステージ》が既にフィールド上で表側表示で存在している時にチェーンブロックを作って発動できます。
『カードの発動』ではなく『効果の発動』なので、《神の宣告》などの『カードの発動を無効にする』効果では無効できません
③の効果は、《トリックスター・ライトステージ》がフィールドに存在する限り適用される、チェーンブロックを作らない(発動しない)効果です。
したがって、《神の宣告》などの『カードの発動を無効にする』効果や、《ドラゴンメイド・シュトラール》などの『効果の発動を無効にする』効果で無効にできません
フィールドに存在する限り適用される効果を無効にしたい場合は、《コズミック・サイクロン》などでフィールドから取り除く必要があります。

【要点】

  • 『カードの発動』→魔法・罠カードをフィールドで表側になった時にチェーンブロックを作って発動すること
  • 『効果の発動』→モンスター・魔法・罠カードの効果をチェーンブロックを作って発動すること(魔法・罠の場合はフィールドで表側になった時以外)
  • 『効果の適用』→フィールドに表側に存在する限り適用され続けるチェーンブロックを作らない(発動しない)効果のこと。

5.『発動を無効』と『効果を無効』の処理の違い

『発動を無効』にする効果には以下の2パターンがあります。

  1. 『カードの発動を無効』→『カードの発動』を無効にし、カード発動時の効果処理は行われない
    (例:《神光の宣告者》《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》など)
  2. 『効果の発動を無効』→『カードの発動』及び『効果の発動』の両方を無効にし、その効果の処理は行われない
    (例:《シューティング・クェーサー・ドラゴン》《霞の谷の巨神鳥》など)

(※『カード発動』と『効果の発動』の違いは【4.『カードの発動』『効果の発動』『効果の適用』の違い】で解説しています。)

『効果を無効』にする場合、『カードの発動』は無効になりませんが、カード発動時の効果処理は行われません。(例:《灰流うらら》など)

これらの違いが影響してくるのは、《強欲で貪欲な壺》などの『このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。』といった制約があるカードを無効にした場合です。

《強欲で貪欲な壺》の『(カードor効果の)発動を無効』にした場合、《強欲で貪欲な壺》はそのターンに発動したことになっていないため、2枚目の《強欲で貪欲な壺》を発動することができます。

しかし、《強欲で貪欲な壺》の『効果を無効』にした場合は、《強欲で貪欲な壺》は効果は無効になります(ドローできない)が、発動したことにはなっているため、2枚目の《強欲で貪欲な壺》を発動することはできません。

■具体例:《強欲で貪欲な壺》を《崇光なる宣告者》で『発動を無効』にした場合と、《灰流うらら》で『効果を無効』にした場合

また、《暴走魔法陣》などの『発動は無効化されない』といった効果が適用されている状況では、『発動を無効』にするカードは発動できませんが、『効果を無効』にするカードは発動できます。

■具体例:《暴走魔法陣》が発動している状態で発動した《影依融合》に対して発動できるカード

【要点】

  • 『(カードor効果の)発動を無効』→カードや効果の発動が無効化され、カード発動時の処理も行われない。
  • 『効果を無効』→カードの発動は無効にならないが、カード発動時の処理は行われない。

→『このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。』といった発動の制約があるカードを無効にした場合に影響がある。

Tips.『この効果を発動するターン、〜できない。』制約をもつカードの『発動を無効』にした場合

具体例:《オルターガイスト・マルチフェイカー》の特殊召喚時の『効果の発動』を《神の通告》で無効にした場合

《オルターガイスト・マルチフェイカー》の特殊召喚成功時の効果を発動するターン、「オルターガイスト」モンスター以外を特殊召喚できなくなる制約があります。

《オルターガイスト・マルチフェイカー》の特殊召喚成功時効果の『発動』が《神の通告》などで無効になった場合、《オルターガイスト・マルチフェイカー》の効果は発動したことになっていないため、「オルターガイスト」モンスター以外を特殊召喚できなくなる制約は適用されません

6.効果の対象となったカードが別の場所に移動した時の処理

対象にとる効果を処理するタイミングで対象としたカードが別の場所に移動していた場合、その場所が適正な場所でないと対象にとる効果が適用されません

《エフェクト・ヴェーラー》の効果処理を例に解説します。

■具体例:《エフェクト・ヴェーラー》で対象にとったモンスターが効果処理時にフィールドを離れていた場合

  1. 《ドラゴンメイド・チェイム》の召喚時効果(チェーン1)にチェーンして、《エフェクト・ヴェーラー》の効果を《ドラゴンメイド・チェイム》を対象に発動(チェーン2)
  2. 《エフェクト・ヴェーラー》の効果にチェーンして、《ドラゴンメイド・リラクゼーション》の効果を《ドラゴンメイド・チェイム》を対象に発動(チェーン3)
  3. チェーン3《ドラゴンメイド・リラクゼーション》の効果処理で《ドラゴンメイド・チェイム》は手札に戻る(フィールドを離れる)
  4. チェーン2《エフェクト・ヴェーラー》の効果処理のタイミングで対象の《ドラゴンメイド・チェイム》はフィールドに存在しないため、《エフェクト・ヴェーラー》の効果は《ドラゴンメイド・チェイム》に適用されず、チェーン1《ドラゴンメイド・チェイム》効果でサーチが可能となる

【要点】

  • 効果処理のタイミングで対象としたカードが場所を移動していた場合、その場所が効果を処理する適正な場所でないと対象にとる効果は適用されない

→このルールを活かしたプレイングを通称『サクリファイス・エスケープ』と呼ぶ

7.発動場所から移動した誘発効果の処理

一連の効果処理の途中で発動条件を満たした誘発効果をもつカードが、その効果処理を行う前に発動場所から移動してしまった場合はその効果を発動できません

効果処理を行う前に墓地から除外されてしまった《幻獣機オライオン》を例に解説します。

■具体例:墓地へ送られた《幻獣機オライオン》が効果処理前に除外された場合

  1. 手札の《幻獣機オライオン》をコストに《ツインツイスター》を発動
  2. 相手のフィールドの《インフェルノイド・アシュメダイ》が《ツインツイスター》にチェーンして、墓地へ送られた《幻獣機オライオン》を対象に除外効果を発動
  3. チェーン2《インフェルノイド・アシュメダイ》の効果で《幻獣機オライオン》を墓地から除外→チェーン1《ツインツイスター》の効果を処理→一連の効果処理が終了
  4. ③の効果処理が終了した後に、墓地へ送られた《幻獣機オライオン》のトークン生成効果の発動と処理を行うはずが、③の一連の処理の間に《幻獣機オライオン》は墓地から除外されてしまった
  5. したがって、《幻獣機オライオン》の効果処理を行うタイミングで『墓地へ送られた』という発動条件を満たせていない(墓地に存在しておらず、墓地に送られたことを効果処理の時点で証明できない)ため、トークンは生成できない

 

※注意点:既に《幻獣機オライオン》の効果が発動している同一チェーン上で除外された場合は問題なく発動します。

8.手札から『捨てる』『墓地へ捨てる』『墓地へ送る』コストの違い

効果発動のコストには、『手札から捨てて発動』『手札から墓地へ捨てて発動』『手札から墓地へ送って発動』といったテキストが存在します。

それぞれの違いは以下の通りです。

  1. 『手札から捨てて発動』→効果発動のためには手札を捨てなければならず、そのカードは結果として墓地へ送られた扱いとなる。
  2. 『手札から墓地へ捨てて発動』→効果発動のためには手札を墓地へ捨てなければならない。
  3. 『手札から墓地へ送って発動』→効果発動のためには手札から墓地へ送らなければならず、そのカードは「捨てた」扱いにはならない

これらの違いが影響してくるのは、《M・HEROダーク・ロウ》や《マクロコスモス》といったカードがフィールドに存在し、『墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される』効果が適用されている場合です。

コストが『手札から捨てて発動』となるカードであれば、結果としてカードが除外されるだけでカードの発動は問題なく行うことができますが、コストが『手札から墓地へ捨てて発動』『手札から墓地へ送って発動』となるカードは墓地へ送ることができずカードが除外されてしまうため発動自体できません

■具体例:《M・HEROダーク・ロウ》が存在する時の効果発動の可否

【要点】

『墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される』効果が適用されている場合

  • 『手札から捨てて発動』→効果の発動ができ、捨てたカードは除外される。
  • 『手札から墓地へ捨てて発動』→効果の発動ができない
  • 『手札から墓地へ送って発動』→効果の発動ができない(※発動した場合、カードは「捨てた」扱いにならない)

まとめ

以下の複雑な8つのルールについて解説してきました。

  1. カードを効果を発動する優先権
  2. 効果の発動条件(任意効果と強制効果)
  3. タイミングを逃す
  4. 『カードの発動』『効果の発動』『効果の適用』の違い
  5. 『発動の無効』と『効果の無効』の処理の違い
  6. 効果の対象となったカードが別の場所に移動した時の処理
  7. 発動場所から移動した誘発効果の処理
  8. 手札から『捨てる』『墓地へ捨てる』『墓地へ送る』コストの違い

マスターデュエルをきっかけに遊戯王を始めた、または復帰した方も多いと思います。

この記事がそんな方々の悩みを解消したり、プレイングを向上させる一助になれば幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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