この記事では、ExcelのABS関数について解説します。
目次
使い方
書式:ABS(引数1:数値)
引数1の数値の絶対値を返す関数です。
以下に、関数の使用例を紹介します(※MacOS版アプリを基に手順を作成)。
使用例
以下の表では、『元値』列に数値や文字が入力されています。
『ABS関数処理後』列にて、『元値』列のセルに対してABS関数を適用します。
1.『ABS関数処理後』列のセルを選択→「=ABS」を入力
↓『ABS関数処理後』列のセルを選択し、「=ABS」を入力します。
補足:セル選択→「数式」タブを開く→「関数の挿入」→「ABS」→「関数の挿入」をクリックでも入力可能
2.引数に『元値』列のセルを選択
↓ABS関数の引数として、『元値』列のセルを選択します。
3.結果の確認
↓①では、負の数『-5』の絶対値である『5』が返されました。
↓オートフィルやコピー&ペーストで、②〜④の『ABS関数処理後』セルにもABS関数を適用します。
↓②〜④の結果は、以下の通りになりました。
- ②:正の数『5』の絶対値である『5』が返却された
- ③:負の小数『-0.5』の絶対値である『0.5』が返却された
- ④:『元値』が数値でなく文字列のため、数式エラー
Mac標準の表計算アプリ「Numbers」のABS関数については、以下の記事を参照ください。