「プログラマーになりたくて、とりあえずJavaを扱うシステム会社に就職したけどJavaが理解できない…もしかして詰んだ?」
「Javaで挫折するってことは、他の言語も無理ゲーなのかな?」
こんな疑問を解決していきます。
今のシステム会社の多くは、業界未経験者を大量に雇い、そこから「たった」3ヶ月くらいの研修をさせて現場にブチこむというのが主流になっています。
そのため、そういったシステム会社に就職したプログラマー初心者の中には、理解が追いつかない状態で現場送り → 無事死亡という事案が発生するわけです(そもそも研修でオワタになる可能性すらアリ)。
とりわけJavaは、プログラミング初学者を悩ませる理解しづらい言語なので「事案」が発生する率もわりと高いんじゃないかと思ってたりします。。。
当事者からしたら絶望の淵にいるような気持ちになるかもしれませんが、Javaで挫折してもプログラマーとしての資質に問題があるとはいえません。なので、興味がある他の言語でどんどん勝負を仕掛けていくべきです。
理由を解説していきます。
Javaで挫折しても問題ない理由
なぜJavaで挫折してもOKなのか、大きくわけて2つの理由があるので解説していきます。
①:Javaはわかりづらい言語
Javaは、プログラミング初学者にとってRubyなどの他のオブジェクト指向型言語と比べ、学習コストが高いといえます。
なぜなら、ガチでわかりづらいからです。例えば、画面に「こんにちは」を出力する際、JavaとRubyではこれほどの差があります。
Javaの場合
class Hello { public static void main (String[] args) { System.out.println("こんにちは"); } }
Rubyの場合
puts "こんにちは"
おいおいJavaは正気か?って感じですよね。
こんな単純な画面出力すら冗長になるのに、継承、インターフェース、オーバーライドあたりが出てきたら、そりゃ死人が出てくるわけです。
ついでに、WEBアプリケーションを作成するにしても、JavaのJSPサーブレットとRubyのRuby on Railsの差は歴然です。
上記の画面出力を見るだけで「あ、Ruby簡単そう」というのが感じ取れると思います。
その腫れ物がない感じ、イメージがあるだけで学習のスムーズさに違いがあったりもします。気難しいものを触ろうとするときって、案外思考停止しちゃいますからね。
Javaを習得できるに越したことはありませんが、他のわかりやすい言語にシフトしていけばOKです。
その後に第2・第3言語として、Javaを習得し直せるのであれば、なお良しといった感じです。
②:Javaの開発現場の雰囲気が合わない場合がある
プログラマーって、まさに時代の最先端な感じがあるじゃないですか。オフィスがきれいで、私服でクールなあの感じです。
ところが、Javaだと異なる場合が多いです(笑)。
スーツで毎日満員電車に揺らされながら出社し、職人気質のおっさんの元で仕事を進めることになる可能性大です。
特に、職人気質のおっさんが厄介で、「あ、ここ無理だわ」ってなる人は少なからずいます。
そういう場合は、他の言語に迷わず突入しましょう。
Javaへの信頼が厚いおっさんに「どうせ他の言語でも同じ目に遭うから」と言われてもかまわずスルーで( ´Д`)y
他の言語は何をやるべきか?
「Javaで挫折するのはよくあることで、他の言語を学習してみれば良いことはわかった。けど、じゃあ何をやればよい?」
こんな疑問が次に出てくると思います。
そんな方は以下の記事を参考にしてみてください。
メジャーなプログラミング言語をざっと解説していますので、自分の直感に近いもの・関心があるものに取り組んでみてはいかがでしょうか。
ちなみに、オススメはPython、Ruby、PHP、JavaScriptあたりですかね。Javaを少しかじったあなたなら、最後までやりきれるはずです!
なお、Javaをがんばりたいという方は、僕がJavaを習得した時におおいに役立った参考書がありまして、それを紹介している記事があるので、よかったら読んでみてください。
挫折から復活したあなたは最強です!一緒にプログラミング頑張りましょう!\\٩( ‘ω’ )و //
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。