この記事では、MacのKeynoteでアニメーションを設定する方法について解説します。
「アニメーション」でエフェクト・トランジション・ビルドの設定が可能
結論
画面右上の「アニメーション」をクリックして以下の項目を設定できます。
- エフェクトの設定
- エフェクトの追加
- エフェクトの細かい設定:イン、アクション、アウト
- トランジションの設定:スライド終了時のエフェクト
- ビルドの順番の設定
- エフェクトを追加したオブジェクトを再生する順番
- ビルドの構築:複数のエフェクトを繋げる
詳細手順
以下に詳細手順を紹介します。
1.スライドを選択→「アニメーション」をクリック
↓アニメーションの編集を行うスライドを選択→画面右上の「アニメーション」をクリックして設定していきます。
2.エフェクトの設定
①エフェクトの追加
↓エフェクトを追加したいオブジェクトを選択→画面右側の「エフェクトを追加」をクリックします。
↓エフェクト一覧が表示されるので、任意のエフェクトをクリックします(エフェクトのプレビュー可能)。
↓エフェクトが追加され、画面右側にエフェクトの設定画面が表示されます。
②エフェクトの細かい設定
↓設定方法は「イン」「アクション」「アウト」の3つに分かれています。
- イン:オブジェクトがスライドに登場するときのエフェクト
- アクション:スライド上に表示されているときのエフェクト
- アウト:オブジェクトがスライドから退場するときのエフェクト
「イン」「アクション」「アウト」で、エフェクトの種類に関わらず、共通して設定できる項目は以下の通りです。
- エフェクトの変更→別のエフェクトに変更できる
- エフェクトのプレビュー→確認
- エフェクトの継続時間→オブジェクトに対してエフェクトがかかる時間を設定できる
- エフェクトの順番→同スライド内で、そのオブジェクトにエフェクトがかかる順番を設定できる
また、エフェクトの種類によっては、独自の設定項目が存在するものもあります。
③トランジションの設定
スライドが次のスライドへ変わるときのエフェクトを設定できます。
↓オブジェクト以外のスペースをクリックすると、画面右側に「トランジション」を設定できるタブが表示されます。
↓「エフェクト」を追加をクリックしてエフェクトを選択します(プレビュー可能)。
↓オブジェクトのエフェクト追加と同じように、画面右側にエフェクトの設定画面が表示され、トランジション(スライドのエフェクト)を追加したスライドには、画面左側のスライド一覧でスライドの右下にブルーのマークアップが表示されます。
3.ビルドの順番の設定
エフェクトを追加したオブジェクトの再生の順番を変更したり、複数のエフェクトを繋げてビルドを構築することができます。
↓画面右下の「ビルドの順番」をクリックします。
↓「ビルドの順番」を設定するタブが表示されます。
タブが表示されたら、以下の項目を設定していきます。
①エフェクトの順番
↓各エフェクトのタブをドラッグすることで再生の順番を変更できます。
②エフェクトが開始するタイミングの設定
↓以下のどちらかを選択できます。
- 「クリック時」→クリックをした時に再生
- 「ビルド○の後」→直前のビルド(エフェクト)が適用された後に続けて再生=ビルドの構築
↓「ビルド○の後」を選択した場合、直前のビルド(エフェクト)が適用されてから何秒遅れて開始するかを「遅れ」で設定できます。
③プレビュー
↓どのようにビルド(エフェクト)が再生されるか、タブ下側の「プレビュー」をクリックして確認できます。