この記事では、NumbersのOR関数について解説します。
目次
使い方
書式:OR(条件1, 条件2 …)
引数の条件のうち、1つでも満たす場合、TRUEを返します。全ての条件を満たさない場合、FALSEを返します。
なお、OR関数は単独で使用する機会は少なく、IF関数など他の関数と組み合わせて使用する場合が多いです。
IFとの組み合わせの書式:IF(OR(条件1, 条件2 …), 真の場合, 偽の場合)
IF関数内の条件式にORを用いて複数の条件を入力します。
- 条件1、条件2 …のどれか1つでも当てはまる場合→真の場合を返す
- 条件1、条件2 …の全て当てはまらない場合→偽の場合を返す
詳細手順
以下に、『期末試験(国・数・英)の成績表』を例として、OR関数の使い方を解説します。
3科目の点数の内どれか1科目でも60点以上の科目がある場合は『A』評価、全ての科目が60点未満の場合は『B』評価とします。
1.『Aさん』列の『評価』セルを選択→関数入力
①『Aさん』列の『評価』セルを選択して、「IF」関数を入力する
②「IF」関数内の「条件式」に「OR」関数を入力する
2.「OR」関数内の論理式に『各科目の点数>=60』を入力する
↓『国語』の場合、以下の通りになります。
↓数学と英語も同じように入力します。
3.真の場合に『A』、偽の場合に『B』と入力して入力完了
Aさんの場合、3科目のうち数学と英語が60点以上だったため、評価が『A』となりました。
↓他の生徒の『評価』セルにも同じように「OR」関数を入力することで、下の画像のようになります。
関連する関数の使い方については、こちらの記事をどうぞ。