この記事では、Macの文章作成アプリ「Pages」の概要と使い方について解説します。
Pagesは、Macを購入すると初期インストールされている文章作成アプリですが、使用方法やお馴染みのMS Wordとの違いなど、いまいち理解できない部分があるかと思います。
まずは、文章作成について大まかに解説していきますので、使い方の概要を掴んでもらえればと思います。
本記事の後半では、本ブログで数多く投稿しているPagesの機能毎の解説記事を一覧にまとめています。
必要な情報を探すのに役立てば幸いです。
Pagesの使い方【概要】
Pagesは、Wordとほぼ同様の操作感で文章を作成することが可能な、本格的な文章作成アプリです。
機能面でも、書類を作成する上で必要な機能(見出し設定、インデント(字下げ)など)が一通り揃っています。
また、Pagesで作成した資料をWindowsユーザのWordで開いて編集したりすることも可能なため、別途Wordをインストールせずにやり取りを行うことができます。
使い方をマスターすることで、Macユーザにとって有益なアプリとなることは間違いないといえます。
以下では大まかな機能を紹介していますので、使用感を確認してみてください。
段落・見出しの設定
文章作成において、段落や見出しを設定することは、最も重要といえる要素ではないでしょうか。
↓「フォーマット」タブ上部の「段落スタイル」タブをクリックすることで、簡単に段落のスタイルを設定できます。
設定によって強調具合が異なるので、文章に合わせて設定し、見やすくすることができます。
↓各段落に見出しを設定したサンプルになります。
↓段落・見出しの詳細については以下の記事を参照ください。
インデントの設定
続いて、書類の中で頻繁に使用するインデントの設定についてです。
↓「フォーマット」タブ→「レイアウト」タブの「インデント」で、左側・右側余白の幅を設定することができます。
簡単に字下げ等を実現することが可能です。
↓段落の最初の行を字下げする場合は、「インデント」の「最初」を『0.5cm』に設定します。
↓また、「ルーラ(目盛り)」を表示することで、文章の開始位置を視覚的に把握できたり、目盛り上のマーカーをドラッグして直感的にインデントの設定を行うことができます。
↓インデントの詳細については以下の記事を参照ください。
目次の作成・挿入
目次は、文章中の見出しを一覧表示して、該当箇所へ一気に飛べる機能があります。
設計書のような縦に長くなる書類でも、閲覧・編集をスムーズに行うことができるようになります。
↓画面左上の「表示」アイコン→「目次」をクリックして、目次の作成・編集ができます。
目次を文書の1ページ目に挿入することもできます。
↓1ページ目の最初の文字の行頭にカーソルを合わせ、目次の下にある「目次を挿入」をクリックするだけです。
↓目次の詳細については以下の記事を参照ください。
基本的な文章作成については、以上になります。
ここまでの内容を抑えるだけで、本格的な文章作成を行うことができます。
その他、文字色を変更したり、画像を挿入したりといった操作については直感的な操作で実現することが可能です。
ぜひアプリを起動して確認していただけると幸いです。
Wordとの互換性
概要の最後に、MS Wordとの互換性について解説します。
仕事やプライベートの中で使われる文章作成アプリとしては、Wordが最も使われているはずです。
Pagesで作成した文章は、Wordで読み込んで閲覧・編集できるため、OS間・アプリ間を超えてやり取りすることが可能です。
↓Pagesで作成した以下の資料をWord形式に書き出し、WindowsのWordで開いてみます。
↓Pagesで開いた時と同様に表示できています。
↓Wordとの互換性の詳細については以下の記事を参照ください。
Wordの代わりになれるポテンシャルがある
Pagesは、前述の通りWordと同等の機能と互換性を持ち、Wordの代替として使える可能性があります。
文章作成ソフトでよく作られる請求書や添え状などの書類は、PDFに変換して相手方に送付されることが多いため、Pagesでもなおのこと良いのではないでしょうか。
解説記事一覧
以下は、本ブログで投稿されているPagesの使い方を解説している記事の一覧です。
以下の記事を一通り読むことで、使い方をマスターすることができます。