この記事では、MacのFireVaultについて解説します。
システム設定の「プライバシーとセキュリティ」で設定可能
結論
「プライバシーとセキュリティ」→「FireVault」でFireVaultの設定を変更できます。
【FireVaultとは?】
Mac内のデータを暗号化し、保護してくれる機能です。
FileVaultを有効にしておくことで、Mac内に保存されている情報はログインパスワードを入力しないと読み込めなくなります。
FireVaultについて解説
以下に、FireVaultの概要と設定方法を紹介します。
1.FireVaultとは?
MacのSSDやハードディスクなどに保存されているデータを暗号化し、保護してくれるセキュリティ機能です。
メリット
FileVaultを有効(オン)にしておくことで、Mac上に保存されている情報はログインパスワードを入力しないと読み込めなくなります。
Macを紛失した際など、そのMac内のデータに第三者がアクセスしたりデータをコピーできないよう保護してくれます。
デメリット
主なデメリットは以下の2点です。
- Macにログインする度にパスワードが必要になる
- パスワードを紛失するとデータにアクセスできなくなる
パスワードの紛失については、後述する「iCloudアカウントによるディスクのロック解除を許可」を設定しておくことで、iCloudアカウントによるパスワードのリセットで対応できます。
2.FireVaultの設定を変更する方法
↓「プライバシーとセキュリティ」をクリック→FireVaultの設定状況を確認します。
FireVaultをオンにする場合
↓「オンにする…」をクリックします。
FireVaultをオンにする場合、パスワードを忘れたときのパスワードのリセット方法を設定する必要があります。
↓「iCloudアカウントによるディスクのロック解除を許可」を選択→「続ける」をクリックします。
↓「暗号化が完了しました」と表示されたらFireVaultの設定が完了です。
FireVaultをオフにする場合
↓「オフにする…」をクリックします。
↓パスワードを入力→「ロックを解除」をクリックします。
↓確認画面が表示されるので、「暗号化をオフにする」をクリックします。