この記事では、スクリーンタイムの設定方法について解説します。
システム設定の「スクリーンタイム」で設定可能
結論
システム設定の「スクリーンタイム」で、アプリの使用状況の確認や休止時間(画面を見ない時間)の設定、アプリ制限の設定ができます。
※スクリーンタイムとは?
→アプリやWebサイトの使用時間を確認できる機能のことで、アプリなどの使用を制限(休止)してデバイスの使いすぎを防ぐことができます。
詳細手順
以下に詳細手順を紹介します。
1.「スクリーンタイム」でアプリの使用状況を確認する
↓「スクリーンタイム」をクリック→「App使用状況」をクリックします。
↓アプリの使用状況が表示されます。
スクリーンタイムで確認できる項目は以下です。
①日・週・デバイス毎に使用時間を確認
↓使用時間を確認したい日やデバイスを選択します。
- 「今日」「前日」「翌日」の使用状況
- 「今日」または「今週」の使用状況
- iCloudで同期しているデバイス毎の使用状況
↓ポップアップメニューを開く→表示する使用状況を「App(例:『Safari』)」または「カテゴリ(例:『仕事効率化とファイナンス』)」から選択できます。
②通知回数の確認
↓「通知」をクリックします。
↓通知を受信した時間や回数を確認できます(右上で日付やデバイスを変更できます)。
③スリープ解除の回数や解除後最初に使用したアプリの回数を確認
↓「持ち上げ/再開」をクリックします。
↓スリープを解除した回数や、スリープ解除後最初に使用したアプリの回数を確認できます(右上で日付やデバイスを変更できます)。
2.休止時間(画面を見ない時間)を設定する
↓「休止時間」をクリックします。
①休止時間をオンにする
↓休止時間をONにすると、許可したアプリと連絡先からの通話以外、午前0時まで使用できなくなります。
↓休止時間中のアプリは以下のように表示されます。
休止時間中に使用や通知を許可するアプリと連絡先の設定については後述します。
②休止時間のスケジュールを設定する
休止する時間帯を指定したい場合はスケジュールを設定します。
↓スケジュールをポップアップメニューを開いて「毎日」または「カスタム」を選択→休止する時間帯を設定します。
↓曜日によって休止時間を変更したい場合は、「カスタム」を選択することで、休止時間を設定する曜日や時間帯をそれぞれ設定できます。
③休止時間中に使用や通知を許可する連絡先とアプリを設定する
↓「常に許可」をクリックします。
↓通信・通話を許可する相手を「指定した連絡先」または「すべて人」から選択できます(デフォルトは「すべての人」からの通知が許可)。
↓「許可されたApp」のリストから、使用を許可するアプリ(例『App Store』)を選択し、ONにすることで使用許可の設定は完了です。
3.アプリ制限を設定する
スクリーンタイムで設定できるアプリ制限の項目を、以下に紹介します。
①アプリごとに使用時間の制限を設定する
↓「App使用時間の制限」をクリックします。
↓「制限を追加」をクリックします。
↓
- アプリ・カテゴリを選択してチェックを入れる(例:『 Twitter』)
- 使用を制限する頻度(毎日orカスタム)・時間を設定
- 「完了」をクリック
「カスタム」では曜日ごとに制限時間を設定できます。
↓アプリが追加される(例:「 Twitterの使用を毎日1時間に制限」)→「App使用時間の制限」をONにしたら設定完了です。
- アプリ毎に制限のON・OFFを設定できる
- 「編集」をクリック→時間設定の変更や削除ができる
- 制限するアプリを追加できる
②通信や通話を許可する連絡先を設定する
↓「通話/通信の制限」をクリックします。
↓休止時間中に通信や通話を許可する連絡先を設定して完了です。
③コンテンツやプライバシー制限を設定する
WebコンテンツやGame Centerのコンテンツなど、特定のコンテンツへのアクセスなどを制限できます。
↓「コンテンツとプライバシー」をクリックします。
↓「コンテンツとプライバシー」をON→「コンテンツ/ストア/App/環境設定」の各項目をクリックすることで、必要に応じた制限をかけることができます。
4.デバイス間での共有、パスコードを設定して完了
↓スクリーンタイムの集計レポートに、同じApple IDでサインインしている他のデバイスの使用時間を含める場合、「デバイス間で共有」にチェックを入れます。
↓スクリーンタイムの設定を変更するときや、制限時間を延長するときにパスワードを要求する場合は、「スクリーンタイムパスコードを使用」をONにしてアカウントの管理設定を行います。
以上でスクリーンタイムの設定が完了です。
Tips.スクリーンタイムを解除する方法
↓休止時間中の画面に表示されている「制限を無視」をクリックします。
↓スクリーンタイムを解除する時間(1分/15分/今日は無視)をクリックして完了です。