この記事では、Wordで図表番号と図表目次を設定する方法を解説します。
「参照設定」タブの「図表番号」「図表目次」で挿入・設定が可能
結論
オブジェクト(図や表など)を選択→ツールバーの「参照設定」→「図表番号の挿入」をクリックすることで図表番号を挿入できます。
図表番号では以下の項目を設定できます。
- 図表番号の編集
- ラベル
- 挿入位置
- 図表番号の書式
- 章番号の追加
また、「図表目次」の挿入をクリックすることで、図表番号を参照とした目次を挿入できます。
以下に、詳細手順を紹介します(※MacOS版アプリを基に手順を作成)。
図表番号を挿入する方法
1.図・表を選択→「図表番号の挿入」をクリック
↓図・表を選択(例:表)→「参照設定」タブの「図表番号の挿入」をクリックします。
2.「図表番号」「オプション」を設定→「OK」をクリックして挿入完了
↓「図表番号」と「オプション」を設定(詳細は後述)→「OK」をクリックします。
①「図表番号」の編集
↓図表番号では、以下の項目を編集できます。
- ラベル→例:『表』
- 図表番号→例:『1』
- タイトル、キャプション等→自由に記述できる(例:『サンプル』)
↓編集した図表番号は、以下のように表示されます。
②「ラベル」の設定
↓「ラベル」のポップアップメニューをクリックします。
↓デフォルトでは「図」「数式」「表」から選択できます。
↓選択したラベルが適用されます。
↓任意のラベルを設定したい場合は、「新しいラベル」をクリックします。
↓ラベル名を入力→任意のラベル(例:『カスタムラベル』)が設定されます。
↓「ラベルを図表番号から除外する」にチェック→ラベルを非表示にできます。
③挿入位置の設定
↓「位置」のポップアップメニューをクリックします。
↓「上」or「下」から選択します。
↓下を選択した場合、以下の場所に挿入されます。
④図表番号の書式設定
↓「番号の付け方」の「書式…」をクリックします。
↓以下の書式から選択できます。
⑤章番号を追加する方法
文書の見出しに章番号を設定することで、図表番号に章番号を追加できます。
↓
- 見出しを選択
- ツールバーの「ホーム」をクリック
- 「アウトライン」の矢印をクリック
- リストスタイルを選択
↓「参照設定」タブの「図表番号の挿入」をクリックします。
↓「番号の付け方」の「書式…」をクリックします。
↓
- 「章番号を含める」にチェック
- 「章スタイルのスタイル」を選択
- 「区切り文字」を選択
↓図表番号に章番号が追加されます。
↓以下は、章番号を含めた図表番号のサンプルです。
Tips.図表番号を更新する方法
↓以下の図表番号をサンプルとして、図表番号を更新する方法を紹介します。
↓図表番号(例:『表2』)を削除した場合、前後の図表番号は更新されない(連番にならない)ため、手動で更新する必要があります。
↓『control』+『A』を同時に押下して文書全体を選択→右クリックします。
↓「フィールドの更新」をクリックします。
↓図表番号の連番が更新されます。
図表目次を挿入する方法
「参照設定」タブの「図表目次の挿入」をクリック→図表番号を参照した目次を挿入できる
↓
- 目次を挿入する場所にカーソルを合わせる
- ツールバーの「参照設定」をクリック
- 「図表目次の挿入」をクリック
↓図表目次の書式を設定→「OK」をクリックします。
↓図表番号の目次が挿入されます。
Tips.図表目次を更新する方法
↓図表番号を編集した時点では図表目次は更新されないため、手動で更新する必要があります。
↓『control』+『A』を同時に押下して文書全体を選択→右クリックします。
↓「フィールドの更新」をクリックします。
↓「目次をすべて更新する」にチェック→「OK」をクリックします。
↓図表目次が更新されます。