有田焼のコーヒードリッパーを購入してみた【セラミックフィルター】

有田焼とは

本題の前に、有田焼について簡単に解説します。

佐賀県有田町を中心とした地域で生産される磁器の1つです。日本における磁器の起源とされ、およそ400年前から生産されている長い歴史を持っているそうです。

磁器は、陶器よりもさらに軽くて丈夫な性質を持っています。実際に、このセラフィルターも見た目に割に軽く驚きました。

セラフィルターは紙・布のフィルターが不要

このセラフィルターの最大の特徴は、紙や布のフィルターを乗せる必要がないところです。↓のように、セラフィルターに直接コーヒー粉を入れるだけでOKです。ザ・エコですね。

エコであるだけでなく、有田焼のセラフィルターのみで抽出するということには大きなメリットがあるのです。以下で解説します。

余計な不純物を取り除ける

セラフィルターは、数ミクロンの穴が無数にある多孔質セラミックで作られています。遠赤外線効果とセラミックスによって、水道水のカルキ臭や不純物を取り除くことができるそうです。

おかげで、セラフィルターで淹れたコーヒーは、雑味やエグ味が少ないです。スッキリした味わいが広がります。

このセラフィルターはコーヒーを淹れる時以外にも、それこそ普段水道水を飲むときにも使えます。セラフィルターで濾すことでカルキ臭がほぼ消滅します。すごすぎワロタ。

手入れについて

セラフィルターはしっかり手入れをすることで、永久に繰り返し使うことが可能です。少し高価ですが長く使えるので、結果安く済む可能性大です。

普段コーヒーを抽出した後は、コーヒー粉を捨てて、セラフィルターを直接水洗いします。カスが残らないように念入りにするのが良いです。

その後は、熱湯を1リットルほど回しながら注いでいきます。コーヒーの油分が付着するので、それを流しきるためです。ちょっと面倒ですが、手は抜けませんね。

あと、自分はまだやってないのですが、年1回のメンテナンスでコンロで15〜20分空焼きするらしいです。目詰まりが取れて飲み物の通りが良くなるらしいです。忘れずにやりたいですね。

セラフィルターの他の用途を紹介

セラフィルターは、コーヒーの抽出以外にも使えます。公式に紹介されているのは以下の通りです。

簡単に解説していきます。

①：水

普段水道水を飲むときに使うことで、あの嫌なカルキ臭を取り除くことができます。要は浄水器的な使い方ができるわけです。

といっても、水を飲むのにわざわざ使うかは微妙ですね（笑）。浄水器なら何も手間いらずなので、カルキ臭が気になるならそっちの方が良さげです。

僕は水筒に水を入れるときに使ってます。この使い方オススメですよ。

②：お酒

主に日本酒、焼酎、ウイスキーを注ぐときにセラフィルターで濾すと味がまろやかになるそうです。

僕はお酒あまり飲まないので、試していません。

ビールでは効果がないようなので、ご注意ください。

③：緑茶・紅茶

コーヒーと全く同じように使うことができます。セミフィルターに直接茶葉を入れてお湯を注げばOKです。

最近は急須とか持っていない人も多いと思うので、緑茶好きにこれは大変ありがたいです。

今まで急須や紅茶器具がないばかりに飲む機会がなかった人には、とてもオススメです。

以上のように用途が広く、セラフィルター1つあるだけで楽しみが増えます。

なんといっても、有田焼の高級感は良いですね。しっかり味にも変化が生まれますし、大満足です。

セラフィルターは公式HPから取り寄せになります。しかも3ヶ月待ちらしいので、ご注文はお早めにどうぞ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。