遊戯王デュエルリンクスのランク戦2022/Mar.でデュエルキングに到達しました。
今月はドローセンス光を採用した影霊衣(ネクロス)を使用しました。
https://twitter.com/issun_siplstyle/status/1503587732387672064?s=20
では、使用したデッキの紹介をしていきます。
使用デッキ
ランク戦2022/Mar.では、【影霊衣】を使用しました。
デッキレシピはこちら↓です。
デッキの解説・感想
新弾でトリシューラの影霊衣とマンジュゴッドが実装されたことで爆発力と安定性を手に入れました。
影霊衣はサーチ手段や儀式方法が多岐に渡るため、デッキを回すのがやや難しく感じました。
これから影霊衣を組もうと考えている方の参考になるよう、各影霊衣モンスターの役割や儀式魔法の使い方、スキルの採用理由について解説していきたいと思います。
影霊衣モンスターの役割
《ブリューナクの影霊衣》
影霊衣モンスター全てにアクセスできるエンジンとなるモンスターです。
シュリットのサーチを優先しつつ、シュリットが既にある場合は妨害を踏む儀式モンスターをサーチします。
EXデッキから特殊召喚されたモンスターを2体までバウンスできる効果も強力です。
《影霊衣の術士シュリット》
このデッキのほぼ唯一の儀式素材となる重要なモンスターで、ブリューナクの影霊衣でサーチします。
儀式素材としてリリースされた時の効果で儀式モンスター(トリシューラorブリューナク)をサーチし、後続の展開につなげます。
《トリシューラの影霊衣》
このデッキの切り札です。
効果適用時に相手の手札・フィールド・墓地に1枚ずつカードが存在すれば、それぞれから1枚のカードを対象を取らずに除外できます。
この効果を使用するために、グングニールの影霊衣やダイヤウルフで、能動的に相手の墓地にカードを送るプレイングも多用しました。
対象耐性を付与する手札誘発効果も強力です。
《ディサイシブの影霊衣》
バック除去が必要な場合に、1回目の儀式で召喚を狙う高打点モンスターです。
また、マンジュゴッド+グングニールの影霊衣といった1回しか儀式召喚できずギリギリワンキルに届かない状況では、儀式素材となったシュリットの効果でブリューナクの影霊衣を経由→ディサイシブの影霊衣をサーチすることで、打点を+1000してワンキルすることができます。
《ヴァルキュルスの影霊衣》
先攻1ターン目でサーチしておきたいカードです。
このカードで相手ターンを凌いで、返しのターンでギミックを回していきます。
オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴンなどが弱点になります。
儀式魔法の使い方
儀式魔法は反魂術と降魔鏡の2種類を採用しました。
2種の儀式魔法には以下の違いがあります。
- 反魂術:特殊召喚する儀式モンスターを墓地からも選択できる
- 降魔鏡:儀式素材を墓地からも選択できる
それぞれ名称ターン1の制限があるため、同一ターン中に連続儀式召喚する場合は、使用する順番に注意する必要があります。
基本的に反魂術→降魔鏡の順に使用します。
反魂術の素材で使用した墓地のシュリットを降魔鏡で再利用することでシュリット1枚が2回分の儀式素材を担ってくれます。
順番を逆にしてしまうと2回目の儀式召喚の素材がなくなるので注意しましょう。
また、儀式魔法の共通効果で、フィールドにモンスターが存在しない時に墓地から影霊衣モンスターと一緒に除外することでデッキから任意の儀式魔法をサーチできます。
能動的に自分のモンスターゾーンを空けれる&相手の墓地にカードを送れるダイヤウルフ(ベイル+マンジュetc…)を使用することで、このサーチ効果を利用して後続の展開につなげます。
Tips.万華鏡を不採用にした理由
万華鏡は、EXデッキのモンスター1体のみを儀式素材として手札から複数体のモンスターを儀式召喚できる強力なカードです。
しかし、リンクスでは下級の影霊衣儀式モンスターが実装されていないため使いづらいカードとなっています。
現状では、
- レベル12→カタストルの影霊衣+グングニールの影霊衣 or ブリューナクの影霊衣×2体
- レベル11→カタストルの影霊衣+ブリューナクの影霊衣
- レベル10→カタストルの影霊衣×2体
の選択肢しかなく、カタストルの影霊衣を不採用としているためレベル12を素材にブリューナクの影霊衣を2体儀式召喚する択しかなく、それほど強力ではありません。
したがって今回は不採用としましたが、今後クラウソラスの影霊衣やユニコールの影霊衣の実装によっては評価の変わる儀式魔法になるでしょう。
ギミックの回し方
基本的な組み合わせ
反魂術+降魔鏡+シュリット+儀式モンスター
以上の4枚の組み合わせで、トリシューラの影霊も絡めて2体の儀式モンスターを並べることができます。
【手順】
- 反魂術でシュリットを素材に儀式召喚
- 素材となったシュリット効果で2枚目の儀式モンスターをサーチ
- 降魔鏡で墓地のシュリットを素材に儀式召喚
以上で、2体の儀式モンスターを並べることができます。
4枚のカードが必要ではありますが、儀式魔法2種はマンジュゴッドで、シュリットと儀式モンスターはブリューナクの影霊衣でそれぞれサーチ可能です。
また、ブリューナクの影霊衣もマンジュゴッドでサーチできるため、手札の状況に合わせてサーチ先を選ぶことができます。
基本的にはこの組み合わせを狙って回していきます。
シュリットでのサーチ先について
シュリットは儀式素材となることで戦士族の影霊衣儀式モンスター(トリシューラの影霊衣orブリューナクの影霊衣)をサーチできます。
前述した各影霊衣儀式モンスターの役割を踏まえて、どの順番で儀式召喚することで妨害が踏み越えられるのか、最もアドバンテージが稼げるのかを考えて、1回目に儀式召喚するモンスターやシュリットのサーチ先を選択します。
スキルの採用理由
ドローセンス光を採用した理由は、以下の影霊衣の弱点を補完できるからです。
- 組み合わせ前提のデッキで起こりうる手札事故
- 不純物を採用する枠が少ないことによるバックの薄さ
また、儀式の使い手や儀式の使い手2の強い点を兼ね備え、これらの弱点も補うことができています。
前述した通り、基本的に4枚の組み合わせを狙って動くため、影霊衣カード全てにアクセスできるマンジュゴッドをいかに引き込むかが重要になってきます。
ドローセンス光にすることで、そのマンジュゴッドを確定でサーチできるため、運要素の強い儀式の使い手より安定性を向上させることができます。
また、ベイルの採用によって儀式の使い手2以上にライフコントロールがしやすくなります。
儀式の使い手2では、相手のモンスター効果よ対象耐性や効果破壊耐性が付与されますが、トリシューラの影霊衣とグングニールの影霊衣の手札誘発効果で同じようなケアが可能です。
以上のように、安定感の向上とライフコントロールのしやすさを踏まえて、スキルはドローセンス光を採用しました。
感想
回し方のコツが掴めてくると、リソースを意識した連続儀式召喚ができるようになります。
ブリューナクの影霊衣がメインBOXのURで、かつ3枚必須レベルなので、構築難易度が高いかもしれませんが、トリシューラの影霊衣での3枚除外の爽快感はぜひ体感してもらいたいです。
KC環境を踏まえると、幻影騎士団やウィッチクラフト相手には厳しいかもしれません。
来月のKCに向けて、コズサイやサイクロン、月の書や狡猾な落とし穴など、不純物の枚数調整をしてみたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!