【マスターデュエル】勝敗に関わるデュエル中の設定を解説

この記事では、マスターデュエルにおける勝敗に関わる重要な設定について解説します。

最後まで読んでいただくことで、以下のプレイをすることができるようになります。

  • 優先権放棄後やカード効果の処理後にカードを発動できる
  • 特定のカードをケアしながらチェーンを組める
  • カード位置を参照する効果をもつカードをケアできる
  • バトルフェイズの詳細を理解した上でカードを発動できる

実際の画像を交えて解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

デュエルの勝敗に関わる設定を徹底解説

デュエル中のおすすめの設定と、各設定がデュエルに与える影響について画像を交えて解説していきます。

※記事に使用している画像はモバイル版(iPhone)のものになります

事前準備:ゲーム設定の手順

↓画面右上の三本線をタップします。

 

↓「ゲーム設定」をタップします。

 

↓「デュエル」をタップして設定します。

 

↓または、デュエル中の画面左上の歯車アイコンをタップして設定することもできます。

本編:おすすめ設定&各設定がデュエルに与える影響を解説

「発動確認」を『スイッチ』にする

↓チェーンのON /OFF /AUTOを手動で切り替えるスイッチを表示できます。

 

AUTOにしておくと、

  • 墓地へ送られた時などの発動条件が指定された誘発効果
  • 《増殖するG》や《灰流うらら》などのモンスターの誘発即時効果

の発動確認を行うことはできますが、相手が優先権を放棄した後や、カードの効果処理を終えたタイミングでの速攻魔法・罠・モンスターの誘発即時効果の発動確認を行うことができません

Tips.優先権の放棄とは?

各フェイズやステップなどの特定のタイミングにおいて、そのターンを進めているターンプレイヤーが最初にカードを発動できる権利(=優先権)をもっています。
ターンプレイヤーが次のフェイズやステップに進むために、カード発動の権利を放棄することを「優先権の放棄」と言います。

(例:メインフェイズへ移行するために、スタンバイフェイズの優先権を放棄する)

相手が優先権を放棄した後や、カードの効果処理を終えたタイミングで発動したいカードがある場合はチェーンをONにしておきましょう

例えば、以下のようなプレイはチェーンをONにしていないとできません。

  • 相手のスタンバイフェイズ時に《魔封じの芳香》を発動して、メインフェイズ時の魔法カードの発動を封じる。
  • 《アクセスコード・トーカー》のリンク召喚成功時、①の攻撃力UP効果の処理後に《エフェクト・ヴェーラー》や《無限泡影》を発動して《アクセスコード・トーカー》の効果を無効にする。

※太字→相手が優先権を放棄したorカードの効果処理を終えたタイミング

《アクセスコード・トーカー》の効果発動に対するチェーンすることはできませんが、上記のタイミング(効果処理後)であれば効果の発動にチェーンしていり訳ではないので、①の攻撃力UPと②の破壊効果を両方無効にできます。

「発動順の設定」を『する』

自分の好きな順番でチェーンを組む(発動順を決める)ことができます。

複数のチェーンを組んだ場合、チェーンの最後に組まれた効果にのみ新たな効果をチェーンして発動できるため、チェーンの組み方によっては特定のカードをケアすることができます。

以下に《灰流うらら》と《PSYフレームギア・γ(ガンマ)》をケアしたチェーンの組み方の例を紹介します。

例:《鉄獣の抗戦(トライブリゲード・リボルト)》の効果でリンク素材として墓地へ送られた《鉄獣戦線ナーベル》《鉄獣戦線キット》と、リンク召喚した《鉄獣戦線シュライグ》の任意効果を発動した場合

チェーン1《鉄獣戦線ナーベル》、チェーン2《鉄獣戦線シュライグ》、チェーン3《鉄獣戦線キット》の順番でチェーンを組むことで、相手はチェーン3の《鉄獣戦線キット》の効果に対して効果を発動することはできますが、チェーン1とチェーン2の効果に対しては効果を発動できません

よって、《鉄獣戦線ナーベル》の効果に《灰流うらら》を、《鉄獣戦線シュライグ》の効果に《PSYフレームギア・γ》を当てられないので、サーチ効果と除外効果を確実に通すことができるという訳です。

「カードの配置位置」を『マニュアル』にする

【機界騎士(ジャックナイツ)】や《無限泡影》など、カード位置を参照する効果をもつカードをケアできます。

「自己チェーン」を『あり』にする

自分のカードや効果の発動に対して相手のチェーンがない場合に、その自分が発動したカードや効果にチェーンして発動できるカードがあれば発動確認を行えます。

「バトルフェイズの詳細表示」を『あり』にする

↓バトルフェイズの各ステップの詳細を、フィールド右側のフェイズ移行ボタンに英数字表示できます。

 

ボタンに表示される英数字の詳細をバトルフェイズの流れに沿って紹介します。

 

  • バトルフェイズ開始時→『S』

↓フェイズ移行ボタンに『S』と表示されます。

 

↓バトルフェイズ開始時(OCGではスタートステップ)に発動できる効果(例:速攻魔法や罠など)の確認ができます。

 

  • 攻撃宣言時→表示なし

↓攻撃宣言時に発動できる効果(例:《万能地雷グレイモヤ》や《聖なるバリア−ミラーフォース−》など)の確認ができます。

 

  • バトルステップ→表示なし

OCGではバトルステップ中に攻撃宣言が行われるのですが、マスターデュエルでは順番が異なるようです(デュエルリンクスも同様)。

↓バトルステップに発動できる効果(例:速攻魔法や罠など)の確認ができます。

 

  • ダメージステップ→『01』

↓フェイズ移行ボタンに『01』と表示されます。

 

↓『01』のダメージステップでは、ダメージステップ開始時に発動できる効果(例:ダメージ計算を行わずに処理を行う《A・O・J カタストル》や《一撃必殺侍》、攻守を増減する効果など)の確認ができます。

 

  • ダメージステップ→『02』

↓フェイズ移行ボタンに『02』と表示されます。

 

↓『02』のダメージステップでは、セットモンスターが表側守備表示になるのに加え、ダメージ計算前に発動できる効果(例:攻守を増減する魔法・罠・モンスターの誘発即時効果)の確認ができます。

 

  • ダメージ計算直前→『03』

↓フェイズ移行ボタンに『03』と表示されます。

 

↓ダメージ計算直前(OCGではダメージ計算時)に発動できる効果(例:《クリボー》や《No.62 銀河眼の光子竜皇》など)の確認ができます。

 

  • 戦闘ダメージを受けた時→『04』

↓フェイズ移行ボタンに『04』と表示されます。

 

↓戦闘ダメージを受けた時(OCGではダメージ計算後)に発動できる効果(例:《冥府の使者ゴーズ》やリバース効果など)の確認ができます。

 

  • ダメージステップ終了時→『05』

↓フェイズ移行ボタンに『05』と表示されます。

 

↓ダメージステップ終了時に発動できる効果(例:戦闘によって破壊され墓地へ送られた時の効果、戦闘によって相手モンスターを破壊した時の効果など)の確認ができます。

 

  • バトルステップ終了前→表示なし

↓バトルステップ終了前(OCGにはないステップ)に発動できる効果(例:速攻魔法や罠など)の確認ができます。

 

  • バトルフェイズ終了時→『E』

↓フェイズ移行ボタンに『E』と表示されます。

 

↓バトルフェイズ終了時(OCGではエンドステップ)に発動できる効果(例:【剣闘獣(グラディアルビースト)】や速攻魔法・罠など)の確認ができます。

「セットカードの透過表示」を『する』

カードにカーソルを合わせたりタップしなくても自分のセットカードを透過して確認できます。

↓透過表示した場合は以下のように表示されます(例:《スキルドレイン》)。

「コマンドの表示位置」を『変動』にする

↓選択したカードの上部にコマンドが表示されるようになります。

この設定は操作性の問題なので、好みに合わせて“固定”と“変動”を選択するとよいでしょう。

まとめ

この記事で解説した設定をしておくだけでデュエルの展開を大きく変えることができるでしょう。

遊戯王には、チェーンの組み方やカードの位置、バトルフェイズの細かいステップなど、複雑なルールが多く存在します。

いきなり全てを把握することは難しいかもしれませんが、1つ1つの設定内容を着実に理解していけばデュエルを優位に進める力になっていくと思います。

 

この記事がマスターデュエルを楽しむための一助になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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