【PowerPoint】図形の編集方法(結合・切り抜き・透過・反転・矢印の編集)

この記事では、PowerPointで図形を編集する方法(結合・切り抜き・透過・反転・矢印の編集)を解説します。

「図形の書式設定」タブで結合・切り抜き・透過、メニューバーの「配置」で反転可能

結論

  1. 図形の結合・切り抜き:2つ以上の図形を同時に選択→ツールバーの「図形の結合」をクリック→複数の図形を合成、重なっている部分を切り抜く
  2. 図形の透過:「書式ウィンドウ」の「透明度」で設定
  3. 反転:メニューバーの「配置」で図形を反転

以下に、詳細手順を紹介します(※MacOS版アプリを基に手順を作成)。

図形の挿入方法

「挿入」タブの「図形」で挿入

↓ツールバーの「挿入」→「図形」をクリックして挿入する図形を選択します。


↓図形を挿入する場所にカーソルを移動してクリックします。


↓選択した図形が挿入されます。


図形の編集方法

結合・切り抜き

↓2つ以上の図形を同時に選択することで、ツールバーの「図形の書式設定」で「図形の結合」をクリックできるようになります。


以下では、「図形の結合」の編集例を5つ紹介します。

①境目のない合成

複数の図形を境目なく合成することができます。

↓『青の円』と『黄色の三角形』を選択→「接合」をクリックします。


 

↓円と三角形が境目なく合成されます。


図形を選択する際、最初に選択した図形の色になる(例:『青の円』を最初に選択→接合後の図形は『青』になる)。

②重なりを切り抜いて合成

図形同士の重なっている部分を切り抜いた上で合成することができます。

↓『青の四角形』と『黄色の四角形』を選択→「型抜き/合成」をクリックします。


 

↓重なっている四角形部分が切り抜かれた上で合成されます。


図形を選択する際、最初に選択した図形の色になる(例:『青の四角形』を最初に選択→合成後の図形は『青』になる)。

③重なっている部分を切り出す

図形同士の重なっている部分を、1つの図形として切り出すことができます。

↓『青の円』と『黄色の円』を選択→「切り出し」をクリックします。


 

↓2つの円が重なってできた図形を切り出すことができます。


図形を選択する際、最初に選択した図形の色になる(例:『青の円』を最初に選択→切り出し後の図形は『青』になる)。

④重なっている部分のみを抽出する

図形同士の重なっている部分を、1つの図形として抽出できます。

↓『青の円』と『黄色の四角形』を選択→「重なり抽出」をクリックします。


 

↓円と四角形が重なってできた図形(例:『扇形の図形』)を抽出できます。


図形を選択する際、最初に選択した図形の色になる(例:『青の円』を最初に選択→抽出後の図形は『青』になる)。

⑤重なっている部分を切り抜く

最初に選択した図形から、次に選択した図形と重なっている部分を切り抜くことができます。

↓『青の円』→『黄色の三角形』の順で選択→「単純型抜き」をクリックします。


 

↓『青の円』から『黄色の三角形』と重なっている部分が切り抜かれます。


透過(透明度の変更)

↓図形を選択→「書式ウィンドウ」をクリックします。


↓右側に表示される「図形の書式設定」で「透明度」を変更できます(例:『50%』)。


反転・回転

↓図形を選択→メニューバーの「配置」をクリックします。


 

↓「回転/反転」→回転オプション選択します(例:「左右反転」)。


選択できる回転オプション

  • 左へ90°回転
  • 右へ90°回転
  • 左右反転
  • 上下反転

 

↓選択した図形が左右反転します。


Tips.矢印について

↓ツールバーの「挿入」→「図形」をクリックして、矢印を選択します。


↓直線・曲線など、様々な形状の矢印を挿入できます。


矢印を曲げる方法

↓「図形」に用意されている以下の矢印を選択することで矢印を曲げることができます。

  • 「線」:曲線矢印コネクタ
  • 「ブロック矢印」:曲折矢印、Uターン矢印、カーブ矢印

↓矢印の各ポイントをドラッグすることで形状を変えられます。また、「書式ウィンドウ」で矢印の太さや色を変更することができます。


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