【月440円】通信費を『超』節約できる組み合わせ!楽天モバイル&IIJmioの併用

固定費削減の一環として「通信費をとりあえず抑えたい!」と思い、mineoから楽天モバイルへMNPで乗り換え、さらにIIJmioのeSIMを新規で契約しました。

データ通信と通話は、

「月額1,518円でデータ通信5GB&通話22円/30秒」→「月額440円でデータ通信3GB&無料通話」

で運用しており、年間13,000円の固定費を削減できたので紹介しようと思います。

この運用方法は楽天モバイルの「0円運用」が前提となっており、回線の設定によっては料金が発生してしまう恐れがあるため、その注意点についても解説します。

  • 「通信費を可能な限り節約して固定費を減らしたい」
  • 「通信品質にはこだわらず、低容量で良い(WiFi環境が整っている)」
  • 「無料で通話したい」

そんな方にとって有益な情報となれば幸いです。

筆者の動作環境

端末&SIM情報

  • スマホ:iPhone XS
  • 1SIM目(nano-SIM):楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT VI)
  • 2SIM目(eSIM):IIJmio(ギガプラン)

月の料金

  • 楽天モバイル:
    • 〜1GB    :0円/月
    • 1〜3GB  :1,078円/月
    • 3〜20GB:2,178円/月
    • 20〜GB  :3,278円/月
  • IIJmio(eSIM・ギガプラン):
    • 2GB:440円/月

※全て税込価格です

楽天モバイル&IIJmioの併用について解説

デュアルSIMの活用で3GB&通話無料を実現

前提として、使用する端末が「デュアルSIM対応のスマホ」となります。

Tips.「デュアルSIM対応のスマホ」とは?

通常のSIMカード(nano-SIM/物理SIM)に加えて、スマホと一体型のSIM(=eSIM)が内蔵されたスマホのことです。
「デュアルSIM対応のスマホ」を活用することで、2つの通信会社と契約して両会社の回線を使用することができます。

SIMの契約について

最安値で契約するためにはIIJmioをeSIMにする必要があります。

IIJmioをnanoSIMで契約した場合とeSIMで契約した場合の価格の違いは↓の通りです。

 

  • nano-SIM(データ通信のみ)

※出典:IIJmio公式HP
※キャンペーン時の画像のため通常より1GB増量

 

  • eSIM(データ通信のみ)

※出典:IIJmio公式HP
※キャンペーン時の画像のため通常より1GB増量
上記の料金体系を踏まえ、料金の安いeSIMで契約します。
また、IIJmioのeSIMは音声通話に対応していません(電話はできません)。
したがって、IJmioを副回線として新規で契約する必要があるため、楽天モバイルを主回線としてnanoSIMで契約します。
契約内容をまとめると下記の通りです。
  • 楽天モバイル
    • 主回線
    • nano-SIM
    • MNPで電話番号引き継ぎ
    • 1GBまでは無料
  • IIJmio
    • 副回線
    • eSIM
    • データ通信のみ
    • 2GBまで使用可能
以上の契約を行うことで、両通信会社の強みを活かした業界最安値の「月額440円でデータ通信3GB&通話無料」を実現できます。
では、各回線の具体的な運用方法について解説します。

楽天モバイル:「0円運用」+「無料通話」

楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIでは、1GBまでの使用であれば月額料金が「0円」となります。

いわゆる「0円運用」です。

したがって、楽天モバイルではデータ通信を行わず、Rakuten Linkを使用した無料電話のみを使用します。

Rakuten Link

Rakuten Link

Rakuten Group, Inc.無料posted withアプリーチ

データ通信は行わないと言いましたが、1GBまでであれば「0円運用」が可能なので、もしもIIJmioの容量を使い切ってしまったり、通信速度の低下が見られたときには楽天モバイルのデータ通信を使用します。

IIJmioでデータ通信を行う

楽天モバイルの回線は基本的に使用しないため、IIJmioの回線でデータ通信を行います。

通信速度の切り替え(高速通信↔︎低速通信)を上手に活用して、1ヶ月の通信容量を2GBに抑えます。

もしもの場合には、前述した通り、楽天モバイルの回線を1GBまで使えることを覚えておきましょう。

SIM併用における「モバイルデータ通信」設定の注意点

IIJmioでデータ通信を行い、楽天モバイルの回線は基本的に使用しないことで「月額440円でデータ通信3GB&通話無料」を実現できます。

しかし、モバイル回線の設定を間違うと楽天モバイルの料金が発生してしまう恐れがあるので、その設定方法について解説します。

 

モバイル通信の設定では、↓のように「モバイルデータ通信」で使用する回線を「副回線(IIJmio)」に設定する必要があります。

 

「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」で設定します。

「副回線」にチェックを入れ、「モバイルデータ通信の切替を許可」をOFFにします。

「モバイルデータ通信の切替を許可」をOFFにしないと、副回線(IIJmio)の通信状況が悪くなったときに自動的に主回線(楽天モバイル)で通信を行ってしまいます。
以上の設定を行うことでIIJmioの回線でデータ通信ができるようになり、勝手に楽天モバイルの回線へ切り替わるのを防ぐことができるようになります。
忘れず設定を変更しましょう。

楽天モバイル&IIJmioの通信・通話の品質について

筆者の使用環境

  • 通信システム:4G(LTE)
  • 回線エリア:パートナー回線エリア
  • 地域:山梨県(盆地)

※IIJmioの回線はLTE表示となります。

通信・通話の品質

通信について(IIJmio)

IIJmioの通信速度は高速通信であっても決して速くありません。

筆者の感想は以下の通りです。

  • オンライン対戦などのゲーム

回線の混み合う朝・昼・夕方は通信エラーがよく発生します。

他の時間でも、時折通信エラーが発生します。

  • Webページの閲覧

問題なく閲覧できますが、回線の混み合う時間帯ではストレスを若干感じます。

  • Apple Musicの再生

高速通信でも時間を問わず音楽が途中で止まることがあります。

  • YouTubeの再生

通信容量を消費したくないので低速通信で使用しますが、読み込みにとてもとても時間を要します。

音声中心の動画であれば最低画質でなんとか閲覧可能です。

以上を踏まえると、混み合う時間を避けて使用するのが無難でしょう。

通信について(楽天モバイル)

IIJmioの通信速度が遅いときに時折使用します。

パートナー回線エリアになりますが、上記の使用環境では特に問題なく使用できています。

オンライン対戦などのゲームのみ、数回通信エラーが起きました。

通話について(Rakuten Link)

iPhone標準の電話アプリと比較すると「若干こもった声で聞こえる」というのが率直な感想です。

しかし、自宅のWi-Fiに繋いだ状態で通話した際には、相手の声が聞こえなくなったりと通信の品質が下がりました。

Wi-Fiを切り、IIJmioの回線にしても品質は変わらず。

楽天モバイルの回線にしたことで品質が戻りました。

Rakuten LinkはLINEのようなIP電話(インターネットを使用した電話)ではありませんが、接続しているインターネット回線の影響は受けるようです。

まとめ

楽天モバイル&IIJmioの併用について解説してきました。

決して通信・通話ともに品質が高いわけではありませんが、

Wi-Fi環境が整っており、電話も品質にこだわらない方であれば「月額440円でデータ通信3GB&通話無料」を実現できる楽天モバイル&IIJmioの併用は現在の通信業界においても最適解ではないでしょうか。

通信費の削減を考えている方はぜひ検討してみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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