こんにちは、リバです。
記事のターゲットは以下のような方。
- デュエルキングを目指す方
- 真紅眼に勝率が安定しない方
- 深い攻略情報が欲しい方
記事を書いてる僕は、デュエルキング常連でオリジナルデッキによる達成実績もありです。
この記事では、デュエルリンクスの環境トップデッキの一角である【真紅眼(レッドアイズ)】を対策するメタカードを紹介します。
デュエルキングを目指すなら対策必須ですので、ぜひ参考にしてみてください。【真紅眼】のデッキ概要
まずは、【真紅眼】の概要から解説します。強みと弱点を洗い出します。
【真紅眼】の強み
【真紅眼】の強みは以下の通りです。
- 真紅眼融合がサーチ可能で、安定して真紅眼の黒刃龍を展開できる
- 対象耐性により、破壊や妨害が困難
- ガーディアンの力により、戦闘・破壊耐性を強化できる
大きく分けてこの3つですね。
黒鋼竜やガーディアンの力がとにかく厄介で、先行で装備されると割と積みます。装備でパンプアップした真紅眼の黒刃龍の制圧力で、ゴリゴリ攻めてくるのが特徴です。
【真紅眼】の弱点
逆に、【真紅眼】の弱点は以下の通りです。
- 盤面の解決能力に乏しい
- 息切れしやすい
- 対象を取らない除去に弱い
弱点は少し掘って解説しましょう。
①盤面の解決能力に乏しい
【真紅眼】のデッキの構造は、基本的に真紅眼の黒刃龍を出すパーツ + 装備カードあるいは真紅眼サポートで構成されます。それは、デッキの強みを全面に出していける反面、他の自由枠が少なくなりがちであり、対応力に乏しくなるということです。
例えば、相手の場に翻弄するエルフの剣士がいた場合、【真紅眼】では突破が難しいです。なぜなら、翻弄するエルフの剣士を解決できる真紅眼の飛龍や異次元の戦士などを、レッドアイズ・インサイトや真紅眼融合で墓地へ送ってしまっているケースが多いためです。
また、魔法・罠カードでの解決も装備カードで場が圧迫され、発動できないことも多々あります。
このことは、相手の魔法・罠カードによる妨害などでも同じです。
【真紅眼】は割と脳筋デッキであるといえますね。
②息切れしやすい
【真紅眼】の勝ち筋は、真紅眼の黒刃龍が相手の妨害を跳ね返しながらとにかく殴ることです。しかし、蘇生札を採用しない場合、真紅眼の黒刃龍は真紅眼融合による2、3回の召喚が限度なため、妨害を立て続けに受けると攻め手がなくなり積みます。
また、真紅眼融合、レッドアイズ・インサイトは、デッキをどんどん圧縮していくカードなので、下手をするとデッキ切れにつながりやすいです。
つまり、害悪系のデッキには割と弱めといえます。
③対象を取らない除去に弱い
対象を取らずに除去ができるカードは数少ないですが、効果はてきめんです。
真紅眼の黒刃龍に大量装備しても、たった1枚でその全てを除去できるので、アドバンテージを一気に獲得できます。
これらの強みと弱点を踏まえて、対策を考えてみましょう。
【真紅眼】対策カードを紹介
以下、対策カードを紹介していきます。ランク戦のメタゲームの様相上、ピンポイントすぎるメタは紹介しておりません(例えば、暗闇を吸い込むマジック・ミラーなど)。
D.D.アサイラント
真紅眼の黒刃龍に戦闘破壊されれば、対象を取らない効果なので除外することが可能です。相手の展開後、後出しでも除去できるのはありがたいです。
蘇生効果の発動も阻止できます。
相手が他のモンスターで攻撃してきた場合、メタとして機能しないのが弱みです。ライフポイントに余裕があれば、自爆特攻で確実に除去していきたいです。
異次元の戦士
基本的な運用は、D.D.アサイラントと同じです。
こちらのメリットは、守備表示の真紅眼の黒刃龍も自爆特攻で除去できる点です。
最近では、【サブテラー】のように戦術的に守備表示にしてくる相手もいるので、割と優先順位は高いです。
クリボール
クリボールは対象を取らない効果なので、ガチガチなメタではありませんが刺さります。
ガーディアンの力がなければ、守備表示の真紅眼の黒刃龍を戦闘突破するのは容易です。
墓所封印と合わせて、蘇生を防ぎつつ戦闘破壊するのがうまいです。
禁じられた聖杯
真紅眼の黒刃龍の効果にチェーンすることで、対象耐性を打ち消して妨害しやすくできるカードです。このカードと他の妨害札との合わせ技で、うまく除去していきたいです。
速攻魔法なので、引いたターンにすぐに打てるのが最大の強みです。
強いことは承知済みですが、リンクスでは微妙な立ち位置を抜け出せないカードですね。環境に【ユベル】などが増えると輝くんですが。
底なし落とし穴
真紅眼の黒刃龍の召喚時に裏側守備表示にし、装備を付けさせません。
また、裏側になることで真紅眼融合の名称変化の効果がかき消されるので、アドバンス召喚以外で何かの素材にされる心配は少ないです(破壊剣士融合除く)。
守備力も2400とすこぶる高いわけではないので、返しのターンで戦闘破壊まで容易です。
注意点
真紅眼融合の素材がADチェンジャーの場合、即表側表示に切り替えされて装備・攻撃を自由にやられるので、ADチェンジャーを見たらその後の展開も考えて発動するようにしましょう。
バージェストマ・カナディア
基本的には、底なし落とし穴と同じですが、ADチェンジャーが落ちたときに、発動タイミングを見計らえるというメリットがあります。
もし、ADチェンジャーを素材にしたのなら、バージェストマ・カナディアの発動をバトルフェイズに入った瞬間にすることで、ADチェンジャーの効果を発動させることなく自分ターンに持って来れます。ただし、相手がメインフェイズで装備カードを着けてくる可能性があるというジレンマもあり。
どのみちADチェンジャー + 装備カードは、バージェストマ・カナディア1枚では対処不能なので、装備がないことに賭けてバトルフェイズまで待つのが正しいですね。
狡猾な落とし穴
【真紅眼】が横展開をあまりしないデッキであることから、自分のモンスターを1体犠牲にすることを前提としますが、真紅眼の黒刃龍の召喚時に打つことで容易に除去が可能です。
上記の底なしの落とし穴やバージェストマ・カナディアと違い、ADチェンジャーや装備カードを全てケアできるという絶大なメリットがあります。
一応真紅眼の遡刻竜(レッドアイズ・トレーサードラゴン)でケアされますが、ピン挿しかそもそも採用されないことも多いので、やはり直接除去するのが最も信頼できます。
波紋のバリア -ウェーブ・フォース-
対象を取らないため、装備カードが付いていても真紅眼の黒刃龍を除去することが可能です。また、デッキバウンスなので、蘇生も防げる有能さです。
【真紅眼】は、バック干渉できるカードを積んでいないことが多いので、読まれやすい攻撃反応罠のデメリットがあまり気になりません。
もし警戒して殴って来なくても、デッキ圧縮の早い【真紅眼】側が不利です。
以上になります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。