【日替わりファスティング】長時間断食(36時間)のレビューと注意点まとめ

本記事では、日替わりファスティングの概要を理解し、食生活やダイエットに悩みを抱えている方が取り入れるべきかどうかを判断できるよう解説しています。

日替わりファスティングを取り入れることで、摂取カロリーを減らし体組成を改善する効果が期待できます。

2023年時点で、プチ断食生活を7年間継続している筆者の経験を踏まえて解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

日替わりファスティング(断食)の基礎知識

日替わりファスティングとは、1日おきに断食を繰り返す断食テクニックです。

筆者は、鈴木祐さん(パレオさん)の書籍「不老長寿メソッド」で、この断食テクニックのことを知りました。

断食の概要

種類 プチ断食
断食時間 36時間
ポイント 断食中は水、炭酸水、ブラックコーヒー、緑茶のみ
食事をする日はカロリーを気にしない
月曜日 20時まで普通の食事
火曜日 絶食
水曜日 8時から20時まで普通の食事
木曜日 絶食
金曜日 8時から20時まで普通の食事
土曜日 絶食
日曜日 8時から20時まで普通の食事

参照:鈴木祐「不老長寿メソッド」株式会社かんき出版

効果・メリット

摂取カロリーが減る、体重・体脂肪が減少、血圧が改善

健康で標準体重の男女を対象に4週間の日替わりファスティングを行ったところ、以下のような結果が得られたようです。

摂取カロリー(週) 体重 体脂肪 最高血圧
37.4%減少 3.5kg減少 2.11kg減少 3.37%改善

参照:鈴木祐「不老長寿メソッド」株式会社かんき出版

日替わりファスティングに関する研究など、より詳細な情報を知りたいという方は鈴木祐さんの「不老長寿メソッド」を参照ください。

日替わりファスティングの実践レビュー

筆者は普段から16時間断食を実践していますが、さらに体を絞れるかどうか確かめるために1ヶ月間試してみたところ、以下のような効果を実感できました。

実際に得られた効果と感想

体重・体脂肪が減少し、肌質が改善した

1ヶ月で約2kg減ったことに加えて、お腹周りの脂肪が減り腹筋がはっきりと割れました(普段はうっすら割れているレベルに抑えています)。

また、肌の赤みが減り、肌艶が良くなりました。

16時間断食に慣れてしまった体にとって、36時間の空腹時間がオートファジー(体内の細胞を若返らせるシステム)を活性化させるトリガーになったと考えています。

しかし、36時間の絶食は想像以上にキツい

この結果を踏まえると「アンチエイジングやダイエットにオススメ!」と言いたくなりますが、普段からプチ断食をして自然食品中心の食事を心がけていたので、ここまでの結果が出たのだと思います。

もし、断食の経験がなく、食欲のコントールができていない状態で日替わり断食を行った場合、絶食の反動でドカ食いにつながる可能性があります。

日頃から健康的な食生活を送っている人が、一時的に体を絞ったり、オートファジーを活性化させるテクニックとして、期間を決めて行うのが好ましいと思いました。

日替わりファスティングをオススメできない人

プチ断食をしたことがない人

プチ断食に関する文献を読んでみると、ほとんどの場合24時間以上の絶食は推奨されていません。

長時間の断食は、筋肉量の減少やホルモンバランスの崩れといった健康を損なう原因につながる可能性があるようです。

鈴木祐さんも、他の書籍やメルマガでは、単なる健康維持を目的としている方に対して長時間の断食を推奨していません。

「痩せる!」という言葉につられて、極端な断食に挑戦するのはやめた方が良いでしょう。

もしも断食の効果が気になるという場合には、以下の方法を試すだけでも空腹時間を確保したり、摂取カロリーを減らすことができるので、絶対に無理はしないでください。

  • 間食を無くす
  • 加工食品を自然食品に変える
  • 外食を減らして自炊を増やす
長時間の断食については健康被害のリスクもありますので、試す際は自己責任または主治医の指示に従って行ってください。

まとめ

記事の要点

日替わりファスティングとは 36時間の絶食を繰り返すプチ断食の一種
効果 ・摂取カロリーが減る
・体重、体脂肪が減少
・最高血圧が改善
レビュー 実際に得られた効果 ・体重・体脂肪の減少
・肌質の改善
オススメできない人 ・プチ断食をしたことがない人(36時間の絶食は想像以上にキツい)

最後に

日替わりファスティングは、既にプチ断食に体が慣れている人が、一時的に体を絞ったり、オートファジーを活性化させる方法として取り入れるのであれば、効果的なテクニックと言えます。

筆者は3ヶ月〜半年に一度のペースで、期間を1ヶ月と決めて実践しています。

また、長時間断食のデメリットを考慮して、長くても24時間の絶食にとどめるようにしています(いわゆるイートストップイートを採用しています)。

繰り返しにはなりますが、長時間の断食は健康被害のリスクもありますので、試す際は自己責任または主治医の指示に従って行ってください。

本記事の参考書籍である「不老長寿メソッド」では、日替わりファスティングを含めたアンチエイジングテクニックがエビデンスベースで多数紹介されていますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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