デュエルパスゴールドの購入は本当に得なのでしょうか?
この記事では、ジェム の獲得数とクラフトポイント(以下CP) の獲得数&生成できるカードの枚数を基準に、ゴールド購入のメリットを徹底分析していきます。
結論は、
- ジェムの元を取る=完走するには、最大でノーマルの倍近い時間がかかる
- CPの獲得数に焦点を絞れば、ノーマルと同じ労力でUR・SRカードを2倍生成できる
- 完走すると、ノーマルに比べて生成できるUR・SRカードの枚数が4倍になる
です。
では、詳細を解説していきます。
デュエルパスゴールドはお得なのか?徹底分析
ジェムの獲得数
ゴールドを購入するには600ジェムが必要ですが、最終的に600ジェムは回収できるとのことです。
また、後からゴールドを購入した場合でも、購入時に上がっていたグレード分の報酬を入手できるため、慌てて購入する必要はありません。
↓グレードを41まで上げた状態でデュエルパスゴールドを購入したところ、ゴールドで入手可能な報酬は問題なく全て受け取れました。
では、以下の基準でジェムの獲得数の違いを比較していきます。
■比較基準
- ノーマルを完走した場合(グレード49)
- ゴールドでノーマル完走のグレード49まで上げた場合
- ゴールドを完走した場合(グレード99)
※本来は、ノーマルはグレード50、ゴールドは100で完走となります(ラスト報酬のメイトをゲットできます)が、この記事ではジェムとCPの獲得数を目安とするため、それぞれ49と99までで完走とします。
比較基準に当てはめると、それぞれで獲得できるジェムの数は以下の通りです。
■比較基準
- ノーマルを完走した場合(グレード49)
→ジェムの消費はないため、200ジェムが獲得できる(+200ジェムお得) - ゴールドでノーマル完走のグレード49まで上げた場合
→600ジェムを消費して、ノーマル分の200ジェム+ゴールド分の290ジェムで490ジェム獲得できる(ノーマルと同じ労力で290ジェム多く獲得できるが、実質−110ジェムの損失) - ゴールドを完走した場合(グレード99)
→600ジェムを消費して、ノーマル分の200ジェム+ゴールド分の600ジェムで800ジェム獲得できる(+200ジェムお得)
ジェムだけのことを考えると、ゴールドの場合はグレード99までいかなければ(600ジェム獲得しなければ)、当然マイナスになってしまいます。
つまり、 ジェムの獲得数を基準に考えるとゴールドを購入すべき人=完走できる人になります。
しかし、デュエリストパスにはCPという重要な報酬があるため、そのお得さも踏まえる必要があります。
では、比較基準に基づいて CPの獲得数を比較していきます。
CPの獲得数と生成できるカード枚数
比較の結果は以下の通りです。
■比較基準
- ノーマルを完走した場合(グレード49):UR×30、SR×30、R×30、N×27
→生成できるカードは、UR1枚(残CP:0)、SR1枚(残CP:0)、R1枚(残CP:0)、N0枚(残CP:27) - ゴールドでノーマル完走のグレード49まで上げた場合:UR×82(30+52)、SR×82(30+52)、R×70(30+40)、N×67(27+40)
→生成できるカードは、UR2枚(残CP:22)、SR2枚(残CP:22)、R2枚(残CP:10)、N2枚(残CP:7) - ゴールドを完走した場合(グレード99):UR×130(30+100)、SR×130(30+100)、R×110(30+80)、N×99(27+72)
→生成できるカードは、UR4枚(残CP:10)、SR4枚(残CP:10)、R3枚(残CP:20)、N3枚(残CP:9)
CPの獲得数で考えば、仮にグレード49までしか上げられなかったとしても、ゴールドを購入すれば生成できるUR・SR・Rカードの枚数が2倍になります。
また、ゴールドを完走すれば、ノーマルに比べて生成できるUR・SRカードの枚数が4倍になります。
余ったCPもUR・SR共に10あるため、あと20CP(=2枚の分解)で+1枚を生成可能です。
ここまでの内容をまとめると
- ゴールドの場合、ジェムの獲得数を基準にすると完走しないと元を取れない
- CPを基準で考えると、ゴールドを購入すればノーマルと同じ労力でURとSRカードを2倍生成できる
- ゴールドを完走すれば、URとSRカードをノーマルの4倍生成できる
ゴールドのメリットがはっきりしてきました。
では、グレード49&99に上げるためには具体的にどのくらいの労力(デュエル数・時間)がかかるのでしょうか?
その労力がわかれば、ゴールドのメリットが明確になりそうですね。
かかる労力:グレードアップにかかるデュエル数・時間の目安
デュエリストパスは、一定の期限内(リリース初期のものは3月末まで)にグレードアップに必要なポイント(デュエルパスポイント)を獲得する必要があります。
デュエルパスポイントを獲得できる基準は以下の通りです。
- デュエルをする→50〜100ポイント
- 勝利する→120ポイント
- サレンダー→0ポイント
また、各グレードにアップするために必要なポイントは以下の通りです。
- グレード2〜10→50
- グレード11〜15→60
- グレード16〜20→70
- グレード21〜25→80
- グレード26〜30→90
- グレード31〜→10
以上を踏まえ、グレード49&99までに必要な累計ポイント数を計算しました。
◆グレード49&99までに必要な累計ポイント数
- グレード49(ノーマルを完走)
→3,860ポイント - グレード99(ゴールドを完走)
→8,860ポイント
では、①②のポイント獲得に必要なデュエル数を計算します。
最低デュエル数は全勝して毎決闘120ポイント獲得した場合、最高デュエル数は全敗した&毎決闘の獲得ポイント50の場合です。
◆グレード49&99までに必要なデュエル数
- グレード49(ノーマルを完走):3,860ポイント
→最低デュエル数:33/最高デュエル数:78 - グレード99(ゴールドを完走):8,860ポイント
→最低決闘数:74/最高決闘数:178
※計算方法:各グレードに必要な累計ポイント数÷120ポイントor50ポイントの値を切り上げ
目安として、1デュエル30分で計算すると以下の通りになります。
◆グレード49&99までに必要な時間(1デュエル30分)
- グレード49(ノーマルを完走)
→17〜39時間程度 - グレード99(ゴールドを完走)
→37〜89時間程度
以上の結果を踏まえると、
- ゴールドでジェムの元を取るために完走を目指すと、最大でノーマルの倍近い時間(89時間程度)がかかる
- CPの獲得数に焦点を絞れば、ゴールドの方がノーマルと同じ労力でUR・SRカードを2倍生成できる
- 完走すると、ノーマルに比べて生成できるUR・SRカードの枚数が4倍になる
と考えることができます。
結論
比較結果を踏まえると、以下のような人にゴールドの購入を勧めることができると考えられます。
- グレード99まで完走する時間をかけることができる人(期限内に37〜89時間程度)
- ジェムでCPを買うという感覚が持てる人(グレード49まででも、ノーマルと同じ労力でUR・SRカードを2倍生成できる)
- CPをできる限り集めてカードを生成したい人(ノーマルに比べて生成できるUR・SRカードの枚数が4倍)
デュエルパスゴールドを購入する際「600ジェムを回収できる」という言葉だけを頼りにすると、自分が本当に欲しい報酬とそれに必要な労力が曖昧になり、無駄にジェムと時間を消費しかねません。
この記事によって、一人でも多くの方が納得してデュエルパスゴールドを購入できたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!