【メガネの上からでもOK】ブルーライトをカットするUVEXのアンバーグラス!効果とレビューまとめ

本記事では、PC用メガネとアンバーグラスの違いを解説し、夜間のブルーライトを対策したい人にオススメの製品を紹介しています。

夜間のブルーライトを対策しておかないと、睡眠に必要なホルモン(メラトニン)の分泌が抑制されて熟睡できなくなってしまいます

常時メガネをかけている筆者が、実際に使用しているUVEXのアンバーグラス(オーバーグラスタイプ)のレビューを踏まえてまとめていきますので、睡眠の質を改善したいという人はぜひ参考にしてみてください。

PC用メガネとアンバーグラスの比較

本記事の内容は、鈴木祐さん(パレオさん)の書籍「パレオダイエットの教科書」を参考に作成しています。

PC用メガネのブルーライトカット効果

  • PC用メガネで防げるブルーライトのカット率は非常に低い
  • PC用メガネで睡眠の質が上がったというデータがない(メーカーの推測で販売している)

現在(2023年)ではブルーライトカット効果の高いPC用メガネが販売されている可能性もありますが、書籍が出版された2019年時点ではPC用メガネのブルーライトカット効果に期待はできなかったようです。

アンバーグラスのブルーライトカット効果

  • PC用メガネと異なりブルーライトカット効果の研究データが豊富
  • ベッドに入る3時間前にオレンジのサングラスをつけた人は睡眠の質が大幅に上がった(2009年,トレド大学)
  • オレンジのサングラスを1週間使ったグループは睡眠ホルモンの分泌量が増えた(2015年, スイス大学)
  • 著者の鈴木祐さんも眠りに落ちるまでのスピードが格段に上がった

本来はスキーなどの屋外スポーツで使用されることの多いアンバーグラス(オレンジ色のサングラス)ですが、ブルーライトカット効果の高さから睡眠改善のために使用する人が増えているようです。

 

以上の効果の比較を踏まえて、筆者はアンバーグラスを使用することにしました。

常時メガネをかけていますが、メガネの上からでも着用できるUVEXのアンバーグラスを愛用しています。

以下では、オーバーグラスタイプのアンバーグラスを実際に使用してみたレビューをまとめていきます。

UVEXアンバーグラス(オーバーグラスタイプ)のレビュー

製品情報

ブランド UVEX(ウベックス)
価格 ¥2,682(Amazon参考価格)
レンズ色 オレンジ
コーティング sapphire
角度調整 ×
ノーズパッド ×
レンズの厚さ 2.1mm
レンズ素材 ポリカーボネート
フレーム素材 ・ポリカーボネート
・熱可塑性ポリウレタン
・熱可塑性エラストマー

製品画像

上から見た場合

下から見た場合

メガネの上から着用した場合

筆者が使用しているメガネは999’9フォーナインズのNPM-61というモデルですが、全体的に少しゆとりがあるサイズ感です。

メガネをかけずに着用した場合

Tips.別モデル「S1933X」との比較

メガネを着用していない頃はUVEXの別モデル「S1933X」を使用していましたが、付け心地に難があり使用をやめました。

  • フレームが固く長時間つけていると耳が痛くなる
  • レンズ下部が頬骨に当たる

それに対してオーバーグラスタイプは、耳にかかる部分が樹脂製の素材となっているため耳が痛くなりません。

「S1933X」とオーバーグラスタイプのレンズの色は変わらないので、メガネを着用していない人でもオーバーグラスタイプを選んだ方が良いと思います。

実際に得られた効果

入眠までの時間が短縮

著者の鈴木祐さんの言う「眠りに落ちるまでのスピードが格段に上がった」という効果を、筆者の私も実感することができました。

仕事の都合上、夜間にスマホやPCを使用することが多いので、着用するだけでブルーライトをカットしてくれるアンバーグラスは非常に役立っています。

環境に左右されずブルーライトを対策できる

例えば、家族に夜間のブルーライトを意識している人が少ない場合、居間などの共用スペースの照明を暗くすることに対して理解を求めるのは難しいでしょう。

そんな時でもアンバーグラスであれば、周りに気を使うことなく自身はブルーライトを対策することができます。

見た目が良いとは言えませんが、家族であれば気にすることもないと思うので試してみて欲しいです。

オススメできない人

レンズが鼻・頬骨に当たるのが気になる人(※メガネの上から着けない場合)

このアンバーグラスにはノーズパッドが無いため、プラスチック素材が鼻に直接当たることになります。

また、顔の骨格によってはレンズを頬骨で受け止めるような構造になっています。

神経質な人は、付け心地に違和感を感じる可能性があるので注意してください。

メガネの上から装着する場合は、メガネのフレームに引っかかるようになるため鼻や頬骨の当たりは気になりません。

アンバーグラスを使用しなくても、PCやスマホのブルーライトを対策できる方法を以下の記事で紹介しているので参考にしてください。

【熟睡の天敵】夜間のブルーライト(スマホ・PC)が睡眠に与える影響と対策方法を解説

まとめ

記事の要点

ブルーライトカット効果の比較 PC用メガネ ・PC用メガネで防げるブルーライトのカット率は非常に低い
・PC用メガネで睡眠の質が上がったというデータがない(メーカーの推測で販売している)
アンバーグラス ・PC用メガネと異なりブルーライトカット効果の研究データが豊富
・ベッドに入る3時間前にオレンジのサングラスをつけた人は睡眠の質が大幅に上がった
・オレンジのサングラスを1週間使ったグループは睡眠ホルモンの分泌量が増えた
レビュー UVEXアンバーグラス(オーバーグラスタイプ) ・メガネの上からでも着用できるオレンジ色のサングラス
・¥2,682(Amazon参考価格)
実際に得られた効果 ・入眠までの時間が短縮
・環境に左右されずブルーライトを対策できる
オススメできない人 レンズが鼻・頬骨に当たるのが気になる人(※メガネの上から着けない場合)

最後に

夜間のブルーライトはスマホやPC以外に部屋のLED照明などにも含まれているため、身の回りのブルーライトを全てカットできるアンバーグラスは睡眠改善に大きく貢献してくれます。

実際、アンバーグラスを着用している時と着用していない時では、入眠までのスピードには大きな違いを実感しています。

また、オーバーグラスタイプのアンバーグラスは、夜間にメガネを着用している人にとって非常にありがたい製品です。

夜間のブルーライトを対策して睡眠の質を改善したいという人は、UVEXのアンバーグラスを試してみてください。

本記事の参考書籍である「パレオダイエットの教科書」では、ブルーライト対策を含めた睡眠改善テクニックをはじめ、ダイエットに必要な基礎知識がエビデンスベースで多数紹介されていますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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