【パレオダイエットの教科書】スタンディングデスク導入のレビュー【書籍要約】

パレオダイエットにおける運動のポイント、NEATを増やすスタンディングデスク導入のレビューをまとめていきます。

パレオダイエットを始めたことで、痩せる方法や腹筋トレーニングを手当たり次第試していた状態から、痩せることに対するストレスがなくなり、アラサーになっても細マッチョ体型を維持できるようになりました。

本記事の内容は、鈴木祐さんの著書「パレオダイエットの教科書」を参考に、筆者が実際に試してみたレビューになりますので、パレオダイエットに興味のある方の参考になれば幸いです。

書籍の要約(要点まとめ)

パレオダイエットとは

狩猟採集民のライフスタイルを参考にしたダイエット法です。

食生活・睡眠・運動習慣の改善を基本として、人間が本来持つべき機能を呼び起こすことで健康的な肉体を手に入れることを目指しています。

NEATとスタンディングデスク

本著では、NEATを増やす方法の1つとしてスタディングデスクの導入を紹介しています。

NEAT(Non-Exercize Activity Thermogenesis)とは

非運動性活動熱産生と呼ばれる日常生活(例:掃除や洗濯などの家事、買い物等)で消費するカロリーのこと

NEATを増やすためには、なるべく座っている時間を減らし、活動的な時間を増やす必要があります。

そこで、座りっぱなしになりがちなデスクワークの時間を短縮するために、パレオさんはスタンディングデスクを導入しました。

スタンディングデスクの効果

最低でも1日2時間立つことで総死亡率が大幅に低下し、最終的に4時間まで伸ばすことで健康リスクを最低限まで下げられると言われています。

また、パレオさんが実際にスタンディングデスクを導入して実感した効果として、以下を紹介しています。

  • 集中力の波がなくなった
  • 作業スピードが上がった
  • 午後2時ごろの眠気が消えた
  • 肩こりが解消した
  • IQが20ポイント上がった

実践レビュー

スタンディングデスクを実際に取り入れてみた筆者のデスク環境は以下の通りです。

手作りのスタンディングデスクと6,000円のステッパーを導入して、PC作業を行なっています。

良かった点

①マイナス10kgに貢献

スタンディングデスクの導入、HIITとプチ断食の実践によって、マイナス10kgのダイエットに成功しました(期間は1年)。

プチ断食により摂取カロリーが減り、HIITによってカロリーを消費しやすい体になったことで、日中の立ち仕事をしている間に体脂肪を消費してくれます。

ある冬の期間、ステッパーの上が冷たくてスタンディングデスクでの作業をサボった期間(1〜2ヶ月程度)があるのですが、同じようにプチ断食とHIITを続けていたにも関わらず体の引き締まり感が低下してしまいました。

立ち時間が少なくなるだけで、体組成に変化が出ることを身をもって実感しました。

②集中力が上がる

PC作業や読書の際の集中力が非常に高くなりました。

ブログ執筆の作業スピードが向上したり、書籍の内容を理解する力が高くなったのを実感しています。

パレオさんも述べていますが、全身の血の巡りが良くなったからかもしれません。

③肩こり・腰痛がなくなる

元々肩こりや腰痛はなかったのですが、スタンディングデスクでの作業をサボってデスクワークを始めたところ、腰が痛くなったり、首の後ろ側が痛くなったりと、慢性的な不調が出てきてしまいました。

そこで、改めてスタンディングデスクに戻したところ、それらの不調は解消されました。

座った状態でPC作業をしていると、肩や背中が丸まり、顔を前に突き出すという関節に負担をかける姿勢になっていました。

立位でのPC作業では、それらの姿勢が全て改善されます。

立つ時間を増やすことが、肩や腰の慢性痛改善につながることを身をもって実感しました。

悪かった点

①お金がかかる

ある程度作業スペースがあり、昇降機能が付いているような商品は5万円近くします。

できる限りコストを抑えたいという方には、以下の商品をオススメします(1万円台)。

実際に使用してみたところ、横幅は58cmと狭いものの、ノートPCでの作業であれば十分行えます。

もしもコスト的に厳しいという方は、既存のデスクに台などを乗せて、簡易的なスタンディングデスクを作成するところから始めてみてはいかがでしょうか?

筆者が現在使用しているスタンディングデスクも手作りですが、最初の頃は、ダンボールや本棚用の木枠を組み合わせて、もっとオンボロの手作りデスクを使用していました。

②職場環境に左右される

会社員の方の場合、デスクを変えるというのは難しいかもしれません。

環境的にスタンディングデスクを導入できないという方は、タイマーなどをセットして、一定時間が経過したら席を外し、階段を上りに行ったり外を散歩してみたりと、座りっぱなしの時間を減らす工夫をしてみてはいかがでしょうか?

また、自宅での作業は立ちながら行うなど、自分でコントロールできる範囲から座る時間を減らしてみると良いでしょう。

まとめ

パレオダイエットの一環としてスタンディングデスクを導入してみたので、そのレビューを紹介しました。

スタンディングデスクを使用することで、激しいトレーニングをしたり、パーソナルトレーニングにお金をかけなくても、健康的な肉体を手に入れやすくなると考えています。

スタンディングデスクは安全に健康を維持するための手段としてオススメですので、気になる方はスタンディングデスクを導入してみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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